旅とおでかけ

【モーリシャスを実体験】モーリシャスに行って観光した感想を、本音でレビューします

ヨーロッパ人憧れの高級リゾート モーリシャス、聞いたことはあって気になるけれど、どんなところなのか、どうやって行くのかわからず、悩んでいませんか?

ハワイやグアム、アジアリゾートと比べると、まだまだ訪れる日本人が少なく、情報も多くありません。

国内、海外問わず、頻繁に旅に出ることが多いトラベラーの私が、モーリシャスの観光地や、訪れた時の感想をまとめました。

モーリシャスに行こうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

モーリシャスの基本情報

1 面積

2,040平方キロメートル(ほぼ東京都大)

2 人口

126.5万人(2018年、世銀)

3 首都

ポートルイス(Port Louis)

4 民族

インド系、クレオール系が大部分。その他フランス系、中国系など。

5 言語

英語(公用語)、仏語、クレオール語

6 宗教

ヒンズー教(52%)、キリスト教(30%)、イスラム教(17%)、仏教(0.7%)

7 国祭日

3月12日(独立記念日)

8 略史

年月略史
1598年オランダ領
1715年フランス領、首都ポートルイスを建設
1814年イギリス領
1992年3月モーリシャス共和国に移行

9 主要産業

EPZ(輸出貿易地区)における繊維工業や砂糖生産等、金融業、観光

10 GDP

140.5億米ドル(2019年、世銀)

11 経済成長率

3.0%(2019年、世銀)

12 主要貿易品目(2018年、EIU)

(1)輸出 魚加工品、砂糖、繊維・衣料品

(2)輸入 石油、魚、自動車

13 主要貿易相手国(2018年、EIU)

(1)輸出 フランス、米国、英国、南アフリカ

(2)輸入 インド、中国、南アフリカ、フランス

14 通貨

モーリシャス・ルピー

15 為替レート

1米ドル=33.9モーリシャス・ルピー(2018年、EIU)

16 経済概況

 長らく砂糖産業に依存してきたが、工業化政策を推進し産業の多様化に成功。伝統的産業である砂糖生産、繊維産業及び観光産業に頼る経済からの脱皮を図るため、IT産業への投資等を積極的に進めている。2020年、世界銀行の所得グループにて高所得国に分類された。また外国直接投資の誘致に力を入れており、投資環境整備に取り組み、近年世銀Doing Businessランキングはアフリカで第一位を維持している。アフリカ諸国を中心とした投資協定の締結も積極的に進め、アフリカへの投資拠点となることを目指している。


出典:外務省ホームページ (https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mauritius/data.html

上記ページ「モーリシャス基礎データ」(外務省)(https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mauritius/data.html)を抜粋、編集して作成

観光地マップ

訪れた観光地

七色の大地 CHAMAREL 7 COLOURED EARTH GEOPARK

火山によって地表に出た鉱物が、空気に触れて化学反応を起こし、七色に見えると言われる大地です。

私が訪れた時、確かにグラデーションはありましたが、正直なところ七色にはあまり見えませんでした。

天気の影響を受けるようで、もっと条件が整えば、綺麗な色に見えるかもしれません。

また見る角度によっても変化するので、いろいろな場所から眺めてベストな場所を探すのをお勧めします。

シャマレルの滝 Chamarel Waterfall

モーリシャスの島南西部にあり、モーリシャスで最も落差のある滝です。

ビューポイントからは、落差の100mの美しい滝の姿を眺めることができます。

ラムリー・ド・シャマレル Rhumerie de Chamarel

島の南西部にあるラム酒の蒸留所です。

自社農園で栽培したサトウキビのみを使用し、ラム酒が作られています。

蒸留所のツアーでは、サトウキビが栽培される畑から、ラム酒が瓶詰めされるまでの全工程

を見学することができます。

ラム酒の試飲も行われています。

とても美しい蒸留所で、散策したり、食事をしたり、お酒が飲めなくても楽しめると思います。

ホームページを見てみると、美しさが伝わると思います。

オススメの場所です!

ラムリー・ド・シャマレル

URL:https://www.rhumeriedechamarel.com

ゴルジュ・ド・リヴィエール・ノワール国立公園 Black River Gorges National Park

モーリシャス観光のハイライトの一つです。

モーリシャス最大の保護林で、熱帯雨林の中、渓谷や滝があり、絶滅危惧種の動植物を見ることもできる国立公園です。

50km以上のトレイルもあり、ハイキング、トレッキングや登山をすることもできます。

ゴルジュ・ド・リヴィエール・ノワール国立公園

URL:https://mauritiusattractions.com/black-river-gorges-national-park-p-1314.html

イル・オ・セルフ Île aux Cerfs

モーリシャスの旅のハイライトの一つです。

ぜひ訪れてみてください!

本島の東部の港(Trou d’Eau Douce)から、船ですぐの島です。

私は、ホテルから港までタクシーで向かいましたが、ツアーで行くこともできます。

イル・オ・セルフに渡ると、島と島の間に白砂が集まり、美しいグラデーションになったビーチがあります。

とても美しいのですが、島に着いて少しすると曇ってしまったので、良い写真をお見せできないのが残念です。

載せたものは、島に向かっている時に船の上から撮った写真です。

モーリシャスを訪れた観光客の大半が、この島を訪れるのではないかと思われます。

このため、多くの観光客が集まります。

静かな離島をイメージしていると、少し違うかもしれません。

島には様々なビーチアクティビティがあります。

この島での失敗談ですが、島に着いたところで、途中シュノーケリングスポットにも寄るジェットボートに乗らないかと声をかけられました。

おもしろそうだったので、乗ってみることにしました。

島について、昼食をとり、ちょっとだけのんびりしたところで乗船になったのですが、船に乗ったところ、そのままモーリシャス本島の港に戻ってしまいました。

もう少しイル・オ・セルフでゆっくりしたかったので、ちょっと失敗した経験です。

ジェットボートに乗る場合は、イル・オ・セルフを満喫し、帰る時に申し込みに行くか、すぐ乗船する場合は、イル・オ・セルフに戻りたいと伝えるのをお勧めします。

イル・オ・セルフ

URL:https://www.ileauxcerfsleisureisland.com

グラン・ベ Grand Baie

島の北部にあるホテルやレストランが集まる、美しい入江に面した港町です。

食事で訪れるのも良いですし、「Grand Baie Bazar」でおみやげ探しや、地元の人も買い物に来る、スーパーのあるショッピングモール「Super U Grand Bay」での買い物もオススメです。

コスパ良く、おみやげを手に入れてみてください。

トゥル・オ・ビッシュ Trou aux Biches

島の北西部、グラン・ベの近くにある美しいビーチです。

西向きのビーチなので、夕陽が美しいです。

ポートルイス Port Louis

ポートルイスは、モーリシャスの首都です。

自然を楽しむ場所ではありませんが、見所があります。

コンパクトに見所がまとまっているので、ぜひ訪れてみてください。

以下、ポートルイスで訪れた観光地を挙げます。

シタデルフォート、フォート アデレード Citadelle Fort 

イギリス統治時代に建てられた要塞です。

玄武岩でできた城壁には、大砲なども残されています。

そして、この要塞からの景色は素晴らしく、ポートルイス全体を見渡せるパノラマビューを眺められます。

ウォーターフロント WATERFRONT

中心街の港沿いにレストランが入り、またショッピングのできるLE CAUDAN WATERFRONT、PORT LOUIS WATERFRONT BY LANDSCAPE MAURITIUSがあります。

買い物や食事、観光の休憩にオススメです。

ウォーターフロント

LE CAUDAN WATERFRONT

URL:https://www.caudan.com

PORT LOUIS WATERFRONT BY LANDSCAPE MAURITIUS

URL:https://portlouiswaterfront.com

ポートルイス セントラルマーケット Central Market

いわゆる市場です。

旅先で市場を見ると、地元の生活が感じられて面白いと思われる方もいるのではないでしょうか?

私は、旅先で市場を訪れるのが大好きです。

生鮮食料品が多いので、購入はなかなか難しいかもしれませんが、地元の空気を味わってみるのはいかがでしょうか。

少しばかりですが、おみやげ品も売っています。

アプラヴァシ・ガート Aapravasi ghat

製糖業で人手不足があった時代に、インドからの移民を迎え入れる施設として使われていました。

世界遺産にも登録されている場所です。

アプラヴァシ・ガート

URL:https://aapravasi.govmu.org/aapravasi/

訪れていない定番の観光地

私自身は訪れていないのですが、他にも有名な観光地があるので、あげておきます。

タマリンド滝 Tamarind Falls

引用:pixabay

モーリシャス島の南西部にある滝です。

熱帯雨林の中をハイキングしながら、いくつもの滝を見ることが出来ます。

天然のプールに入ることも出来ます。

海中の滝 Underwater Waterfall

引用:Unsplash

モーリシャス南西部の海で見ることのできる景色です。

実際に海の中に滝があるわけではなく、ヘリコプターなどに乗って上空から見ると、サンゴ礁と砂の流れによって、まるで海の中に滝があるように見えるというものです。

引用した上の写真ではわかりづらいですが、もう少し異なる角度から見ると、滝があるように見えるようです。

下のリンク先の写真では良くわかります。

ル・モーン・ブラバン Le Morne Brabant

引用:pixabay

モーリシャス南西部に位置する半島です。

この半島には、昔、奴隷が逃亡し生活をしていた世界遺産にもなっている岩山「ル・モーン」があります。

トレッキングコースがあり、頂上まで登ることも出来ます。

また半島周辺の海では、マリンスポーツや海水浴を楽しむこともできます。

ル・モーン・ブラバン

URL:https://mauritiusattractions.com/le-morne-i-398.html

パンプルムース植物園(シール・セイウッドザーギュール・ラングーラム植物園) Sir Seewoosagur Ramgoolam Botanical Garden

引用:Unsplash

300年以上前に作られた、南半球で最も古い植物園です。

とても広大で、多数の珍しい植物を目にすることが出来ます。

カゼラネイチャーパーク Casela Nature Parks

「Walk with Lion」というツアーがあり、ライオンと一緒に歩くことができることで有名な動物園です。

また園内では、たくさんのアフリカの動物や固有の鳥を見ることが出来ます。

他にも四駆、ジップラインなど様々なアクティビティ、アトラクションがあります。

アクティビティやアトラクションの詳細はこちらから見ることが出来ます。

カゼラネイチャーパーク

URL:https://caselaparks.com

ラヴァンチュール・ドゥ・シュークル L’Aventure du Sucre

ラヴァンチュール・ドゥ・シュークルは、元々砂糖工場だった建物が、歴史博物館となっているところです。

砂糖製造の工程を学ぶことが出来ます。

また砂糖やラム酒の購入もできます。

ラヴァンチュール・ドゥ・シュークル

URL:https://aventuredusucre.com

トゥル・オ・セルフ Trou aux Cerfs

70万年前にできた火口跡です。

周辺には遊歩道があり、散策することができます。

自然歴史博物館 Natural History Museum

ポートルイスの中心部にあるモーリシャスで最も古い博物館です。

この博物館では、モーリシャスの動植物、地質、美術などについて学ぶことができます。

私の旅程と感想

私は、2013年にモーリシャスを訪れました。

この旅行は、飛行機、ホテルともにエクスペディアで予約しました。

エクスペディア含め、旅行に便利な予約サイトは、以下の記事でまとめていますので参考にしてみてください。

この旅では、エミレーツ航空を利用し、東京 成田空港を出発しました。

少し前になってしまいますが、エミレーツ航空はエコノミークラスでも座席が広く、機内で出された魚料理のサーモンがかなりの肉厚、一緒に提供されたクロワッサンは熱々のサクサクで、機内食もとてもおいしかったことが印象に残っています。

オススメの航空会社です。

12時間ほどのフライトで、UAEのドバイ国際空港に到着しました。

ここで乗り継ぎをし、6時間半ほどでモーリシャス サー・シウサガル・ラングーラム国際空港に到着しました。

モーリシャス1日目

空港からは、タクシーでホテルに向かいました。

空港は島の南部にあり、ホテルは北部だったので1時間ほどタクシーに乗りました。

ホテルは、グラン・ベ (Grand Baie)近くにあった、PARADISE COVE HOTEL&SPA A BOUTIQUE HOTELに宿泊しています。

今は新しくなり、Paradise Cove BOUTIQUE HOTEL MAURITIUSになっています。(http://www.paradisecovehotel.com/

ホテルには、美しい入江のビーチ、プールがあり、素晴らしいリゾートホテルでした。

到着後は、ホテルのビーチやプールでのんびりと過ごしました。

モーリシャス2日目

2日目は、タクシーで、首都ポートルイスの観光に向かいました。

まず、シタデルフォート Citadelle Fortに到着し、イギリス統治時代に建てられた要塞を見学しました。

また、こちらから市内の景色が一望できました。

その後、ウォーターフロントに向かいました。

ウォーターフロントでは、ショッピングをしたり、港の景色を見ながら、レストランで食事をしたりしました。

レストランでは、インド料理のビリヤニを食べました。

とてもスパイシーで美味しいビリヤニでした。

なぜモーリシャスでインド料理なんだろうと思われるかもしれません。

実は、モーリシャスでは、人口の構成比通り、インド系の民族が多く、インド料理またはインド料理に影響を受けた料理が多いんです。

このため、インド料理がとても美味しい国でもあります。

食事をした後は、セントラルマーケットで、モーリシャスの食材や、地元の人が買い物している様子を見ました。

市場は地元の人の生の姿を見ることができて、とても興味深かったです。

その後、タクシーでホテルに戻り、ゆっくりと過ごしました。

モーリシャス3日目

この日は、mautourcoという会社のバスツアーに参加しました。

ツアーでは、

グランド バッサン寺 Grand Bassin Temple

ゴルジュ・ド・リヴィエール・ノワール国立公園 Black River Gorges National Park

ラムリー・ド・シャマレル Rhumerie de Chamarel

シャマレルの滝 Chamarel Waterfall

七色の大地 CHAMAREL 7 COLOURED EARTH GEOPARK

を回っています。

有名な観光地は、島の南西部に集まっているのですが、それぞれは少し離れているので、ツアーに参加するか、レンタカーで回るのが良いと思います。

それぞれの観光地の詳細は、先程記載していますので、参考にしてください。

ツアーの後は、ホテルで過ごしました。

モーリシャス4日目

この日は、美しいビーチで有名な島 イル・オ・セルフ Île aux Cerfsに向かいました。

タクシーでTrou d’Eau Douceという場所に向かい、イル・オ・セルフに向かう船に乗船しています。

到着後は、ビーチでくつろぎ、ビーチフロントのレストランで食事をしました。

その後、スピードボートに乗り、シュノーケリングスポットに行き、シュノーケリングをしました。

そして、そのままスピードボートでTrou d’Eau Douceに戻っています。

イル・オ・セルフへ行くには、ツアーで行くのも良いですし、私のように船着場までタクシーで行くのも良いと思います。

モーリシャス5日目

最終日は、グラン・ベ Grand Baieの街を散策しました。

昼食をとり、地元のスーパーでおみやげを物色しました。

その後、タクシーで空港へ向かっています。

空港からは、元のルートを逆に戻る形で、ドバイを経由し、成田空港へ帰りました。

まとめ

この記事では、日本人があまり訪れていないモーリシャスについて、私の経験も含め、まとめました。

私がモーリシャスを訪れた際に、日本人と思われる人は、1組のカップルくらいしか見かけませんでした。

日本人がいないリゾートを訪れたい方にはうってつけの場所です。

この記事がモーリシャスを訪れようと思っている方の参考になれば、嬉しいです。

他にも下記のような、日本人が少ないリゾート地の記事も書いていますので、参考にしてみてください。

では、良い旅を!