日本全国に展開しているホテル「東横INN」ですが、東横INN富士山三島、東横INN富士河口湖大橋、東横INN富士山大月の間をバスが運行してることを知っていますか?
実は、三島〜河口湖〜大月の間を無料で移動できてしまうんです。
なぜなら、東横INNに宿泊した人はこのバスに無料で乗ることができてしまうからです。
国内、海外問わず、頻繁に旅に出ることが多い私が、今回、このバスで三島〜河口湖〜大月の間を移動する旅をしました。
この記事では、実体験をレビューします。
✳︎現在は、東横INN御殿場駅前がオープンしたことに伴い、三島から河口湖へは直通ではなく、東横INN御殿場駅前で乗り換えが必要になるようです。直通運行の際の経験談と考えてください。
旅行のコース
今回はコスパの良い旅をしたいと思いました。
何かコスパの良くおもしろい旅はできないかと考えていたところ、東横INNの無料バスを使うことを思いつきました。
そして、以下のような2泊3日のコースにしました。
1日目 新宿→三島 東横INN富士山三島泊
2日目 三島→(無料バス)→河口湖 東横INN富士河口湖大橋泊
3日目 河口湖→(無料バス)→大月→新宿
通常、コスパよく旅しようと思うと、移動にお金をかけるのはもったいないので、1都市に滞在することが候補になります。
しかし、この無料バスを使えば、1都市に滞在しているような料金で、景色を楽しみながら移動する旅ができます。
以下が、旅の詳細です。
新宿から三島の移動は、品川駅や東京駅にでて新幹線、特急、快速などで移動する方法、小田急線で小田原駅に出て、小田原駅から東海道線で三島駅に出る方法、高速バスに乗る方法などいろいろあります。
コスパが良いとなると、バスで向かう方法や小田急線ロマンスカーで小田原駅に出て、小田原駅から東海道線で三島駅に出る方法などが候補になります。
私は、出発の時間やコスパなどを考慮して、小田急線のロマンスカーで小田原駅に向かい、そこから東海道線で三島駅に向かいました。(このルートでは、運賃は2,581円です。)
1日目は、出発できる時間が遅かったので、移動のみ行い、三島駅北口の目の前にある東横INN富士山三島に宿泊しました。
2日目は、三島市内をのんびり観光し、15:30 東横INN富士山三島発の無料バスに乗りました。
そして、16:40に東横INN富士河口湖大橋に到着しました。
着いたのが夕方だったので、その日はホテル近くを散歩し、東横INN富士河口湖大橋に宿泊しました。
3日目は、河口湖湖畔の公園を散歩したり、ロープウェイ、遊覧船に乗ったりして過ごし、
16:30 東横INN富士河口湖大橋発の無料バスに乗り、17:10に大月駅に到着しました。
大月駅からは、特急あずさで新宿に戻りました。
これで伊豆の玄関口 三島を見て、河口湖も観光でき、新宿に戻ってくることができました。
新宿駅から小田急線ロマンスカーで、小田原駅に向かい、小田原駅から東海道線で三島駅に行くルートは、2,581円でした。
帰りも、同じルートで三島駅から新宿駅に帰れば2,581円、高速バスでは2,400円、新幹線利用なら4,070円です。
ですが、この無料バスを使用したルートで旅をすれば、三島を見て、河口湖も観光しているのに、大月から特急あずさに乗って、新宿まで2,362円で戻ってくることができます。
(河口湖から高速バスで2200円で帰るという方法もあります。河口湖から特急で帰ることもできますが、4,123円かかります。)
新宿と三島を往復するのとほぼ変わらないか、むしろ安いくらいの料金ですね。
三島往復とほぼ同じ料金で、三島を観光して、さらにバスから富士山の景色を楽しみ、河口湖も観光して、新宿に戻ることができました!
東横INN富士山三島→東横INN富士河口湖大橋
出発時間に、東横INN富士山三島のフロントで待機していると、ドライバーさんが迎えに来てくれます。
バスは、道路の反対側の1〜2分歩いた駐車場に止まっており、そこで乗車します。
高速バスや観光バスに使われるような大型のバスでした。
シンプルな作りで、USB充電や電源プラグなどは付いていませんが、バス自体は新しく綺麗でした。
ドリンクホルダーは、付いています。
私が乗車した時は、平日ということもあったためか、私以外に2人しか乗っていませんでした。
座席ですが、オススメは進行方向に向かって左側の座席です。
このバスは、三島を出発して、高速道路(東名高速か新東名高速のどちらかですが、はっきり覚えていません。)に入り、東富士五湖道路を経由して、河口湖に向かいます。
この際、長い間、左側に富士山が見えますので、左側に席を取るのがオススメです。
予約時に席の指定ができますので、ぜひ眺めの良い席を指定してください。
乗車時間は1時間10分で、時刻表通りに東横INN富士河口湖大橋に着きました。
東横INN富士河口湖大橋→東横INN富士山大月
こちらも出発時間に、東横INN富士河口湖大橋のフロントで待機していると、ドライバーさんが迎えに来てくれます。
バスは、ホテルの玄関目の前から出発します。
このバスは、マイクロバスでした。
座席は通常のマイクロバスと同じで、USB充電や電源プラグなどは付いていません。
また、私以外に他に乗ってくる人はいませんでした。
中央自動車道を経由して、大月まで40分で着きました。
このバスでは、左右どちら側に座っても、それほど景色に差はないと思います。
追加情報
平日ダイヤと土・日・祝日ダイヤは異なるので、確認して予約する必要があります。
また富士急ハイランド、河口湖音楽と森の美術館に止まるバスもあるので、これらを利用される方には便利ですね。
下記リンクのダイヤを確認してみてください。
時刻表及び予約
バスの乗車は、東横INNホテルに宿泊の方が対象ですが、キャンペーン中は東横INNクラブカード会員の方も予約できるようです。(条件は変更になる可能性もあるので、下記サイトで確認してください。)
下記URLに行くと、時刻表の確認、バスの予約ができます。
予約の際、座席の指定もできます。
まとめ
今回は、東横INNの無料バスを利用したお得な旅を紹介しました。
利用して、富士山を眺める無料ドライブを楽しんでみてください。
また東横インバスのサイトを見ると、順次ルート開拓中とのことで、今後が楽しみですね。
では、よい旅を!