オーストラリア旅行に行こうとした時、どこを訪れようか悩んでいませんか?
ゴールドコースト、ケアンズ、シドニー、メルボルンなど有名な場所がありますね。
実は、オーストラリアではよく知られているのに、日本ではあまり知られていない素晴らしい旅先があります。
それは、クイーンズランド州のサンシャインコーストにあるNoosa ヌーサです。
自然豊かなビーチリゾートで、木よりも高い建物を建ててはいけないというルールがあり、木に埋もれるようにホテルやレストラン、カフェなどが立ち並んでいます。
まるで、海の軽井沢とでも表現できるような美しいビーチタウンです。
以前、オーストラリアに長期滞在し、ヌーサにも1ヶ月ほど滞在していたことがある私が、ヌーサの魅力をお伝えしたいと思います。
この記事を読むと、オーストラリアの旅先としてヌーサを候補にする理由、ヌーサに行った時にどんなことができるかわかります。
- ヌーサの場所
- 観光、ショッピング
- ビーチ
- サーフィン
- ヌーサ国立公園 Noosa National Park
- ヘイスティングストリート Hastings Street
- ユーマンディ マーケット Eumundi Markets
- ファーマーズ マーケット Noosa Farmers Market
- ヌーサビレッジショッピングセンター Noosa Village Shopping Centre
- ヌーサ ジャンクション プラザ Noosa Junction Plaza
- ヌーサ フェア ショッピングセンター Noosa Fair Shopping Centre
- ノーサ・シビック Noosa Civic
- バニングス ヌーサビル Bunnings Noosaville
- 飲食店
- 交通
- まとめ
ヌーサの場所
オーストラリアの東海岸、ゴールドコーストの北にブリスベンという大きな都市があります。
そのブリスベンから、さらに北へ140〜150kmほどのところにあります。
ヌーサのリゾートの中心となる場所は、メインビーチ付近です。
観光、ショッピング
ビーチ
ヌーサといえば、美しいビーチです。
オーストラリアのビーチ自体が美しいですが、その中でも指折りの美しさです。
下の地図のルートで示した、メインビーチから岬の先端までの間にビーチが点在しています。
繁華街があるのはメインビーチなので、そちらから順に岬の先端に向かって、ビーチを記載しておきます。
メインビーチから岬の方のビーチに向かうにつれ、人が減り静かになりますが、波のサイズが大きくなることが多いです。
ぜひ、お気に入りのビーチを見つけてみてください。
またヘイスティングストリートにあるラウンドアバウトから、各ビーチまでの時間を記載しておきます。
ちなみにラウンドアバウトとは、オーストラリアでよく見られる交差点です。
下の写真のようなところです。
信号がなく、慣れると信号待ちをしなくて済む、便利な交差点です。
交差点に進入し、時計回りに回って、出たいところで出ていくというものです。
ヌーサ メイン ビーチ Noosa Heads Main Beach
ヌーサの中心 ヘイスティングストリートの目の前にあるビーチです。
波が穏やかで、中心街の目の前にあり、お店が近いため、便利なビーチです。
ただし、こちらであげたビーチの中では最も混雑しています。
とはいえ、大きなビーチで、日本のビーチの混み方とは全く違うので、ゆっくり過ごせます。
リトルコーブ ビーチ Little Cove Beach
ヘイスティングストリートのラウンドアバウト付近から岬の先端の方に向かって、8〜10分ほど歩いたところにあるビーチです。
こちらに移動するだけで、静かなビーチになります。
自然に囲まれて、ゆっくりしたい方にはオススメのビーチです。
私は、自然に囲まれた雰囲気と中心街からの近さとのバランスから、このビーチかティートゥリーベイ ビーチによく行っていました。
売店などは近くにないので、飲み物や食べ物は持っていってくださいね。
ティートゥリーベイ ビーチ Tea Tree Bay Beach
ヘイスティングストリートのラウンドアバウト付近から岬の先端の方に向かって、25〜30分ほど歩いたところにあるビーチです。
ヌーサ国立公園の中にあり、中心街から30分程離れているため、より静かなビーチです。
中心街から時間はかかるのですが、国立公園の中なので、散策という気持ちで行くと面白いと思います。
売店などは近くにないので、飲み物や食べ物は持っていってくださいね。
グラニットベイ ビーチ Granite Bay Beach
ヘイスティングストリートのラウンドアバウト付近から岬の先端の方に向かって、40〜50分ほど歩いたところにあるビーチです。
ティートゥリーベイ ビーチよりもさらに、岬の方にあるビーチです。
ティートゥリーベイ ビーチ同様、国立公園の中にあります。
ここまでくると、さらに人が少なく秘境感があります。
ただし、他のビーチと比べると波のサイズ大きくなります。
売店などは近くにないので、飲み物や食べ物は持っていってくださいね。
アレクサンドリアベイ Alexandria Bay
ヘイスティングストリートのラウンドアバウト付近から、50〜60分ほど歩いたところにあるビーチです。
このビーチに関しては、海沿いを歩くよりも、国立公園の真ん中を抜けて行った方が早いと思います。
中心街からかなり遠く、私は遠くから見たことしかありません。
その時に、ほとんど人はいませんでした。
今現在は、どのようになっているか不明ですが、「非公式」のヌーディストビーチであったと思います。
訪れる際は、その辺りは認識していただいた方が無難と思われます。
売店などは近くにないので、飲み物や食べ物は持っていってくださいね。
サーフィン
ヌーサは、サーフィンの聖地です。
特にロングボードに乗られる方には、最高の場所です。
先程あげたようなビーチで、サーフィンが可能です。
一般的には岬に近づけば近づくほど(ヌーサ メイン ビーチからグラニットベイ ビーチ方面へ向かえば向かうほど)、サイズが大きくなります。
またヌーサの波は、メローな波ですので、初心者や初めての方がサーフィンをするのにうってつけの場所だと思います。
サーフィンスクールもあるので、レッスンを受けてみるのも良いと思います。
ヌーサ国立公園 Noosa National Park
ヌーサの中心 ヘイスティングストリートのロータリー付近から、15〜20分ほど歩いたところにある広大な国立公園です。
ビーチはもちろん、海を見渡せる美しい遊歩道、オーストラリアらしい植物の生い茂る森、とても素晴らしい公園です。
公園の中では、時折、木にしがみついている野生のコアラも見ることができます。
ヘイスティングストリート Hastings Street
ヌーサのメインストリートで、レストラン、カフェ、雑貨屋など、雰囲気の良い店が並んでいます。
リゾートの雰囲気を味わえる通りです。
お店の数はそれほど多くありませんが、食事、カフェ、買い物など楽しめます。
ユーマンディ マーケット Eumundi Markets
規模の大きなマーケットで、たくさんのお店が出ており、服やアクセサリー、雑貨、手作りフード、農作物などが売られています。
アーティスティックなものがたくさん売られていて、見ているだけでも面白いです。
ホームメイドフードを食べながら、お店をみて回るのは楽しいですよ。
個人的にとてもオススメのマーケットです。
ここより雰囲気の良い、面白いマーケットはなかなかないのではと思います。
ヌーサの中心からは少し離れていますが、訪れる価値のあるところです。
決まった曜日のみ開催されていて、現在は水曜日8〜14時、土曜日7〜14時に開催しているようです。
訪れるときは、下のリンクで開催されているか確認してください。
Eumundi Marketsのサイトはこちら。
ファーマーズ マーケット Noosa Farmers Market
ヌーサの中心街近くにあるファーマーズマーケットです。
食べ歩きできるようなものも売っていますし、農作物も豊富です。
いろいろな食べ物に挑戦してみるのも面白いですね。
また、コンドミニアムなどに滞在していてキッチンがあるようであれば、購入した農作物で料理をするといい思い出になると思います。
日曜日のみの営業です。
訪れる際は、開催されているかサイトで確認してください。
ファーマーズ マーケットのサイトはこちら。
ヌーサビレッジショッピングセンター Noosa Village Shopping Centre
オーストラリアの2大スーパーマーケットの一つ 「ウールワース Woolworths」をはじめ、ジュエリーショップ、果物屋、寿司屋、男性用洋品店、ネイルサロン、ベーカリー、酒屋、薬局、カフェなどがあります。
また注文し過ぎ余ってしまった商品や売れ残った商品などを格安で販売する、100円均一ショップのような、スーパーのような雰囲気のお店「The Reject Shop」も入っています。
営業時間は、ショッピングセンターのサイトで確認してください。
ヌーサビレッジショッピングセンターのサイトは、こちら。
ヌーサ ジャンクション プラザ Noosa Junction Plaza
こちらには、Seasons IGAというスーパーがあります。
IGAも、オーストラリアでは有名なスーパーマーケットです。
そのIGAと同じ系列の「Seasons IGA」という形態で、より地域に密着したスーパーです。
オーストラリア2大スーパーの「コールス Coles」、「ウールワース Woolworths」とはまた違った商品構成ですので、覗いてみるのも面白いと思います。
電化製品、生活用品、雑貨などを多数取り揃えるKmart Noosa Junction K Hubもあります。
また酒屋、書店などもあります。
ヌーサ ジャンクションプラザ内を含め、この付近にはカフェやレストランなどが集まっています。
ヌーサ フェア ショッピングセンター Noosa Fair Shopping Centre
オーストラリア2大スーパーの一つ「コールス Coles」が入っています。
他には、薬局、マッサージ店、ジュエリーショップ、洋服・雑貨店、酒屋、寿司屋などがあります。
また、先ほど説明したThe Reject Shopも入っています。
お店の詳細は、ヌーサ フェア ショッピングセンターのサイトを確認してください。
ヌーサ フェア ショッピングセンターのサイトはこちら。
ノーサ・シビック Noosa Civic
ヌーサの中では、大きなショッピングモールです。
洋服、水着屋、下着、酒屋、靴屋、マッサージ店、薬局、雑貨屋、レストラン、カフェなど、100以上の店舗が入っています。
洋服、雑貨、家電、菓子、文具などたくさんの商品を揃えた「Big W」も入っています。
ノーサ・シビックのサイトは、こちら。
バニングス ヌーサビル Bunnings Noosaville
いわゆるホームセンターです。
持ち帰れるものが多いわけではないですが、海外のホームセンターを覗いてみるのも面白いと思います。
バニングス ヌーサビルのサイトは、こちら。
飲食店
ヌーサビル Noosavilleのリバーサイド
ヌーサビルの川沿い、下の地図の青ラインで示しているあたりは、雰囲気の良いレストランが立ち並んでいるエリアです。
この辺りで、レストランを探すのはオススメです。
一つ注意点ですが、オーストラリアには道路の脇に、そのまま車の頭から突っ込んで止めることのできる駐車場があります。
この通り沿いにも、そのタイプの駐車場があります。
このタイプでは駐車場の標識に、小さく前向き駐車と書いてあったりすることがあります。
そういった駐車場で、わからず、後ろ向きに入れてしまったりすると罰金になったりするので気をつけてくださいね。
ヘイスティングストリート Hastings Street
先程、観光のスポットでもあげたヘイスティングストリートも、レストランが集まっています。
ランド&シー ヌーサ ブリューイング カンパニー Land & Sea Noosa Brewing Company
バニングス ヌーサビルの近くにあるビール醸造所です。
ビールの購入もできますし、ビールを飲みながら食事をとることもできます。
Land & Sea Noosa Brewing Companyのサイトは、こちら。
ボイリングポット ブリューイング コ Boiling Pot Brewing Co
こちらもバニングス ヌーサビルの近くにあるビール醸造所です。
ビールの購入やビールを飲みながら食事をとることができます。
Boiling Pot Brewing Coのサイトは、こちら。
リックズ アルチザン パイズ&サワードウ Rick’s Artisan Pies & Sourdough
バニングス ヌーサビルの近くにあるベーカリーです。
Rick’s Artisan Pies & Sourdoughのサイトは、こちら。
交通
①ブリスベンでレンタカーを借りてヌーサに向かう
または
②ブリスベンからバスでヌーサに向かい、ヌーサでレンタカーを借りる
のが圧倒的にオススメです。
ヌーサに着いてから訪れる観光地やショッピングスポットなどは、それぞれが離れています。
車があると、とても便利です。
海外で車を運転することに躊躇される方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、オーストラリアは、日本と同様、車は左側通行で、あまり違和感を感じることなく運転することができます。
ブリスベンで車を借りた場合は、ヌーサに向かう途中にある街ムールーラバなどに寄ることもできます。
ただし、ブリスベンからヌーサまで、車で2時間ほどかかるため、長距離を運転するのが大変だと思われる方は、バスでヌーサでまで向かい、ヌーサで車を借りるのも良いと思います。
バスは、ブリスベンから2時間半程で、ヌーサまで結んでいます。
③他にブリスベンから電車とバスで向かう方法もあります。
ブリスベンのRoma Street駅からNambour stationまで2時間ほど電車に乗り、バスに乗り換えて1時間15分ほどでヌーサに着きます。
時間はかかりますが、電車に乗ってみる楽しみもあるかもしれません。
レンタカーを借りない場合は、ヌーサでは、路線バスかレンタサイクル、徒歩で移動することになると思います。
上にあげたような観光、ショッピングのスポットのほとんどは、時間はかかるものの、徒歩や自転車、バスでもアクセスできます。
ただし、ユマンディマーケットのみ、徒歩や自転車でのアクセスは難しいので、バスをお勧めします。
まとめ
今回は、オーストラリアのヌーサを紹介しました。
日本では、なぜ有名ではないか不思議になってしまいます。
とても良いリゾート地ですので、ぜひ訪れてみてください。
英語のサイトになってしまいますが、ヌーサの雰囲気のわかるサイトへのリンクもつけておきます。
リンクはこちら。
では、よい旅を!