旅とおでかけ

【初心者にオススメ】小岩井農場 初心者にオススメの滞在時間と特徴を徹底解説

岩手県の小岩井農場に行ってみたいけれど、滞在時間がどれくらいが適切なのか悩んでいませんか?

結論ですが、初めて訪れる場合、小岩井農場の観光は1日とっておいた方がいいと思います。

なぜなら、小岩井農場はとても広大で、見るべきこと、するべきことが数多くあるからです。

国内、海外問わず、頻繁に旅に出ることが多い私が、小岩井農場ではどんなことができて、実際のタイムテーブルを示しながら、なぜ1日滞在がいいのかをお伝えします。

この記事を読むと、小岩井農場の観光時間をどれくらいにするとといいかがわかります。

またそのことで、盛岡旅行を何泊にするかなど計画する際に参考になります。

*それぞれの施設の営業時間、入場料など、詳細は変更になることがあるので、各施設のサイトで最新の情報を確認してください。

小岩井農場 まきば園 全体像

小岩井農場 まきば園”というのが、上の地図に示した観光で入場できるエリアです。

(示したエリアは、おおよそのエリアです。)

小岩井農場自体は、このまきば園の100倍近い面積があるようで、北は岩手山の麓、南は小岩井駅付近まで広がっています。

そう考えると、このまきば園がそれほど大きく感じられないかもしれませんが、このまきば園だけでもかなり広大で、見るべきこと、するべきことが数多くあります。

観光スポット

ファームトラクターライド 有料

非公開森林エリアにある「100年の森」や牧草地を、トラクターが引く客車に乗り、ガイドの説明を聞きながら回るツアーです。

所要時間は45分ほどです。

緑の香り、清々しい空気を楽しみながら、森の中を進むことができるオススメのツアーです。

入場口を通り、すぐ右側のインフォメーションセンターで予約ができます。

このツアーは有料ですが、とてもオススメです。

ぜひ参加してみてください。

開催時間

10:30 、11:30 、13:30 、14:30 、 15:30

参加料

中学生以上 1,000円
4歳以上 500円

ファームパトロール 有料

全長350m、1週 約3分ほどの牧場を再現したコースを、ペダルがついたカートを漕いで走るアトラクションです。

1人乗り車両と4人乗り車両があります。

開催時間

9:00 ~ 17:00

利用時間

最大 7分間

料金

1人 600円

ひつじのおやつタイム

羊の餌やりの様子を見学することができます。

時間になると、厩舎から多くの羊が柵の目の前までやってきて、かわいらしい姿で餌を食べる姿をみることができます。

また、係の方から、ひつじの説明を聞くこともできます。

見学のみで、餌をあげることはできないので注意が必要です。

11:45、15:00 1日2回 行われています。

園内周遊バス「もぅもぅ号」有料

まきば園内をぐるりと1周してくれる牛柄のバスです。

これで1周回り、全体像を掴むのも良いですし、お目当ての場所に移動するのにも便利です。

開催時間

9:30 ~ 11:30 、 13:00 ~ 16:30
※運行時間内は随時走行

乗り場

インフォメーションセンター前
※途中下車は可、途中乗車は不可

料金

1人 200円

銀河ごろごろネット 

羊の放牧地や岩手山の景色を眺めることができる場所で、 大きなネットの上に寝転がり、ゴロゴロすることができる場所です。

ハンモックリゾート

パラソルの下に2つずつハンモックが置いてあり、ゆっくり横になって、牧場の風を感じることができます。

まきばのクラフト教室 有料

小岩井農場の木や羊毛を使って、下記のようなクラフト品を作ることができます。

受付時間

9:00 ~ 11:00 、13:00 ~ 16:00

場所

まきばのホール

クラフト料金

まきまきひつじ 1,100円
つめつめひつじ 1,100円
ルームプレート 2,000円
お絵描き うさぎ 1,900円
お絵描き べこっこ 2,500円
オルゴール 3,300円
森の時計 3,300円

あそびの広場 

ブランコ、すべり台などの木製の遊具で遊ぶことができるエリアです。

ホースライディング 有料

スタッフが引く馬で、乗馬体験をすることができます。

大人は大型馬、子供はポニーに乗ります。

営業時間

10:00~12:00、13:00~15:30

料金

800円

おうまさんのもぐもぐタイム 有料

まきばのホールで、馬にニンジンをあげることができます。

開催時間

10:00~12:00、13:30~15:30

料金

ニンジン代 300円

ドッグラン 

大きなドッグランがあり、愛犬と遊ぶことができます。

ドッグラン自体には使用料はありませんが、まきば園自体に犬を連れて入場する際に、1頭につき500円のの入場料がかかります。

開放時間

9:00 ~ 17:30

アーチェリー 有料

アーチェリーをすることができます。

初めての場合は、レクチャーを受けてからすることができます。

開催時間

9:00 ~ 17:00

料金

10射 500円

上丸牛舎 

小岩井農場酪農発祥の地です。

現在でも牛舎には牛がおり、生乳が生産されています。
明治41年から昭和10年に建設された4棟の牛舎、日本最古のサイロなど、合計9棟が重要文化財に指定されています。
一号牛舎、三号牛舎では、牛を見学することができます。
また牛舎奥に宮沢賢治の詩碑もあります。

小岩井農場資料館もあり、小岩井農場の歴史や事業、農場内の文化財などが展示されています。

山麓館 小岩井プレミアムショップ 

小岩井農場の乳製品や洋菓子など、たくさんのおみやげを扱っています。

おみやげを買うのにオススメの場所です。

小岩井農場重要文化財ギャラリー 

新しく整備されたギャラリーで、国指定重要文化財や農場の歴史を知ることができます。

ミルク館 

上丸牛舎の生乳から、牛乳やナチュラルチーズを作る様子を、窓越しですが見学することができます。
2階には展望室もあります。

まきばの天文館 

小岩井農場の自然に関する展示やひつじに関する展示などがあります。

土日祝日のみですが、大型屈折望遠鏡を使い太陽黒点を観察する「太陽観察会」があります。

太陽観察会は無料で、土日祝のみ、10:00 ~ 11:00 、14:00 ~ 15:00の開催です。

飲食店

山麓館レストラン

最も大きなレストランで、岩手山や農場を眺めながら、カレーやハンバーグなど小岩井牛を使った洋食、牛、ラム、マトン、ポークなどの焼肉、チーズ、ベイクドチーズケーキなどを頂くことができます。

炭火焼BBQガーデン

屋外で、手ぶらで手軽に炭火焼バーベキューをすることができるレストランです。

ペットの利用も可能です。

小岩井ファームキッチン

ピザ、フライドポテト、小岩井牛のメンチカツ、小岩井牛チーズ肉まん、小岩井あんバターまん、ソフトクリームなどが頂けるお店です。

サイロ喫茶室

ベイクドチーズケーキとコーヒーを頂くことができるカフェです。

ソフトクリームハウス

ソフトクリームのお店ですが、じゃがバターやフランクフルトなど軽食メニューも提供されています。

まきばのラーメン

小岩井低温殺菌牛乳を使ったラーメンを食べることができます。

また使用している麺は、小岩井農場産小麦が100%使用されています。

実際のスケジュール例

実際の散策には、下記の小岩井農場のサイトにある園内マップを参考にしていただくと便利です。

私は、マップにあるB のんびりひつじのさんぽ道、昼食を挟んで、A 小岩井農場の歴史散歩の順で散策をしました。

以下が、実際のスケジュールです。

私は、盛岡駅からバスで小岩井農場へ向かいました。

9:05 盛岡駅発 →9:35 小岩井農場まきば園着のバスに乗車しています。

初めて訪れる方は、”まきば園”という名前に戸惑いますね。

他にもバス停があるのではないか?どこで降りればいいのか?と戸惑ってしまいますが、上でも説明したように、終点のまきば園が観光で訪れることができる場所です。

バスで向かわれる方は小岩井農場まきば園”で下車しましょう。

9:45 まきば園入場

9:50 無料記念撮影(入場者は無料で記念撮影をしてもらえます)

インフォメーションセンターでファームトラクターライドの予約

入場口周辺の広場を散歩

10:30〜11:15 ファームトラクターライド

11:20〜 B のんびりひつじのさんぽ道の散策開始

11:45〜12:05 ひつじのおやつタイム見学

12:15 ホースパークを眺めながら通過

12:20〜12:30 まきばのラーメンで、牛乳とヨーグルトドリンクの飲食

12:30〜12:40 まきばのホールでひつじ見学

12:50 B のんびりひつじのさんぽ道の散策終了

12:50 山麓館レストランに到着するも、満席

13:00〜14:00 小岩井フォームキッチンで昼食と休憩

14:15 〜14:35 園内周遊バス「もぅもぅ号」乗車 インフォメーションセンター→山麓館近く

14:40〜14:55 山麓館 小岩井プレミアムショップでおみやげ購入

15:00〜15:20 A 小岩井農場の歴史散歩。上丸牛舎見学。

15:30 盛岡駅に向かうバスに乗車

15:30 小岩井農場まきば園発 → 16:00 盛岡駅着という日程でした。

私は盛岡駅から小岩井農場まきば園に向かう朝1番のバスに乗り、小岩井農場まきば園から盛岡駅に向かう最終バスに乗りました。

つまり、バスで行った場合に小岩井農場に最も長く滞在できるスケジュールになっています。

しかし、それでも最後のA 小岩井農場の歴史散歩の散策、上丸牛舎見学では、時間が足らず駆け足になってしまいました。

もう少し時間があればなという滞在になりました。

牧場に行く目的は人によって違うとは思いますが、初めて小岩井農場を訪れ、いっぱい楽しみたいと思われる方は、旅行の計画の中でまる1日時間をとっておくのが良いと思います。

まとめ

牧場というと、20〜30分で回ることができる小さな牧場から、何時間もかかる大きな牧場まであります。

一度も訪れたことがないところだと、少し時間を取ればいいのか、しっかり時間をとればいいのかわかりませんね。

私は、小岩井農場まきば園を訪れる前は、2〜3時間あれば十分かと考えていました。

しかし、実際訪れてみると、あっという間の6時間の滞在で、最終バスにギリギリ乗るという状況でした。

私の記事を参考に、旅行プランを考えてもらえれば嬉しいです。

では、よい旅を!