広島県広島市に行ってみたい、平和記念公園や宮島を訪れたいけれど、滞在日数がどれくらいが適切なのか悩んでいませんか?
結論ですが、初めて訪れる場合、平和記念公園周辺を回るのに1〜2日程度、宮島の観光に1〜2日程度かかります。
これらから、広島市を回るのに2泊3日(丸3日)または3泊4日とっておいたほうがよいと思います。
この記事では、電車、飛行機などでアクセスし、公共交通機関で広島市を観光する場合を想定しています。
国内、海外問わず、頻繁に旅に出ることが多い私が、広島市の観光で、どういうところを回り、なぜ2泊3日(丸3日)または3泊4日の滞在がいいのかをお伝えします。
この記事を読むと、広島市の滞在日数をどれくらいにするとといいかがわかります。
*それぞれの施設の営業時間、入場料など、詳細は変更になることがあるので、各施設のサイトで最新の情報を確認してください。
観光スポット
平和記念公園周辺

”平和記念公園周辺”には、上の地図で示したように多数の訪れるべき場所があります。
上記が全てというわけではありませんが、おおまかに訪れるべき場所を記載しました。
赤字で示したところは施設になっていて、他の場所よりも見学に時間のかかるところです。
それぞれどれくらいの時間をかけて回るかによって、変化しますが、ある程度説明文を読みながら回るという、私の経験に基づいてお伝えします。
平和記念資料館は、インバウンドの影響もあり、かなり混雑しています。
説明文、展示物などはある程度しっかり見る形で、おおよそ2時間かかりました。
細かい説明や小さな展示物までしっかり見るようにすると、もっと時間がかかるかもしれません。
大きな展示物をしっかり見つつ、他はある程度という形なら1〜1時間半くらいでしょうか。
他の赤字で示した施設は、説明を読みながらで20〜30分ほどかかりました。
これらから、10時頃から見学を始めて、途中で1時間ほど昼食の休憩を挟み、17〜18時頃までかかると考えるのが良いと思います。
1日で回ることができると思いますが、かなりの歩行距離になるので、時間があれば半日の見学、残り半日はゆっくりして、2日間かけるというのもオススメです。
以下に、見学順の例として、1日で回る場合、2日に分けて回る場合であげておきます。
広島平和記念資料館は予約した方が良いと思いますので、訪れる時間が読みやすい、最初の方に持ってきています。
また、地図で確認すると、あっちに行ったり、こっちに行ったりになっていますが、広島市平和記念公園レストハウス (旧大正屋呉服店)、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館、本川小学校平和資料館、袋町小学校平和資料館、広島平和記念資料館などの閉館時間も考慮しているためです。
- 10:00 袋町小学校平和資料館
- 平和の門
- 平和の塔
- 嵐の中の母子像
- 平和の像「若葉」
- 原爆犠牲国民学校 教師と子どもの碑
- 祈りの泉
- 11:00 広島平和記念資料館
- 13:30〜14:30頃 昼食(大手町、紙屋町などで)
- 広島原子爆弾 爆心地説明の碑
- 原爆ドーム
- 動員学徒慰霊塔
- 15:00頃 広島市平和記念公園レストハウス (旧大正屋呉服店)
- 15:30頃 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館
- 祈りの像
- 平和の灯
- 平和祈念像
- 16:00頃 本川小学校平和資料館
- 相生橋
- 平和の鐘
- 原爆供養塔
- 韓国人原爆犠牲者慰霊碑
- 中島本町町民慰霊碑
- 原爆の子の像
- 被爆遺構展示館
- 被爆樹木 アオギリ
1日目
- 10:00 袋町小学校平和資料館
- 平和の門
- 平和の塔
- 嵐の中の母子像
- 平和の像「若葉」
- 原爆犠牲国民学校 教師と子どもの碑
- 祈りの泉
- 11:00 広島平和記念資料館
- 13:30〜14:30 昼食(大手町、紙屋町などで)
- 広島原子爆弾 爆心地説明の碑
- 原爆ドーム
- 動員学徒慰霊塔
2日目
- 10:00 本川小学校平和資料館
- 相生橋
- 平和の鐘
- 原爆供養塔
- 韓国人原爆犠牲者慰霊碑
- 中島本町町民慰霊碑
- 原爆の子の像
- 広島市平和記念公園レストハウス (旧大正屋呉服店)
- 12:00〜13:00頃 昼食(大手町、紙屋町などで)
- 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館
- 祈りの像
- 平和の灯
- 平和祈念像
- 被爆遺構展示館
- 被爆樹木 アオギリ
宮島

”宮島”には、以下のように多数の観光地があります。
私は、時間の関係上、弥山 展望台、みやじマリン 宮島水族館、華降山 以八寺 光明院、宮島歴史民俗資料館を回っていません。
11時に宮島に着き、観光を始め、昼食を挟み、再度観光して、夕方にカフェで休憩、また観光し、18時に宮島を出ました。
つまり、以下の観光地を回るのに11時から18時頃までかかりました。
- 宮島表参道商店街
- 豊国神社
- 嚴島神社
- 大願寺
- 大聖院
- 宮島ロープウエー
- 獅子岩 展望台
- 紅葉谷公園
回ってみて気がついたことですが、
インバウンドの影響で、宮島ロープウエーで並び、乗車までに1時間近くかかりました。
つまり、宮島ロープウエー上りに乗車、獅子岩 展望台見学をして、宮島ロープウエー下りに乗車して、その後、紅葉谷公園を通りながら、中心部に戻ってくるまで合計2時間ほどかかっています。
また商店街は帰り間際の17時半〜18時頃に訪れたところ、閉店しているところも多く、あまり見ることができませんでした。
もう少し早く宮島に到着すれば、あと1〜2つ観光地を回れたり、商店街をしっかり見たりすることができたかもしれませんが、結構詰め込んだ形になるかと思います。
結論としては、全ての観光地を回らなくても構わない方は、1日でも観光可能です。
しかし、時間が許されるのであれば、2日間がオススメです。
2日あれば、多くの観光地を回れます。
また、全ての観光地を回らないとしても、豊国神社 千畳閣、カフェ、公園、展望台などでゆっくりするのはオススメなので、それぞれの場所で時間をとりながら、2日かけてのんびり回るも良いと思います。
宮島にも宿があり、そちらに宿泊するのもオススメです。
私の感覚では、宮島に宿泊し、2日かけて、ゆっくり観光したかったと思いました。
以下、1日観光ルートの一例、2日での観光ルートの一例をあげておきます。
1日観光ルートの一例
- 10:00 フェリー宮島乗降場
- 10:00〜11:00 宮島表参道商店街
- 11:00〜11:30 嚴島神社
- 11:35〜11:45 大願寺
- 11:50〜12:10 宮島歴史民俗資料館
- 12:30〜13:30頃 昼食
- 13:45〜14:00 豊国神社
- 14:30 宮島ロープウエー 紅葉谷駅到着
- 15:30〜15:50 獅子岩 展望台
- 16:00 宮島ロープウエー 獅子岩駅到着
- 16:15〜16:30 紅葉谷公園
- 16:45〜17:15 大聖院
- 17:30〜18:00 嚴島神社
1日の場合でも、主要な観光地を回ることはできますが、駆け足になると思います。
嚴島神社では、大鳥居を見たい方も多いと思います。
満潮時に海に浮かぶ姿を眺めることができ、干潮時には鳥居間近にいくことができます。
宮島観光協会のサイトに年間潮汐表がありますので、干潮、満潮を確認して、嚴島神社を訪れる時間を調整することをオススメします。
宮島表参道商店街は、おみやげなどを最後に購入するのも良いと思いますが、夕方には閉店してしまうお店が出てくるので、最初に入れています。
2日観光ルートの一例
1日目
- 10:00 フェリー宮島乗降場
- 10:15〜10:45 嚴島神社(満潮時または干潮時)
- 10:50〜11:00 大願寺
- 11:10〜11:40 宮島歴史民俗資料館
- 12:00〜13:00頃 昼食
- 13:15〜14:00 豊国神社
- 14:00〜17:00 下のリストから観光やカフェで休憩など
- 17:00〜18:00 嚴島神社(満潮時または干潮時)
2日目
- 10:00 宮島ロープウエー 紅葉谷駅 到着
- 11:00〜11:15 獅子岩 展望台
- 11:45〜12:00 弥山 展望台
- 12:30 宮島ロープウエー 獅子岩駅 到着
- 13:00〜13:15 紅葉谷公園
- 13:20〜14:20 昼食
- 14:30〜15:15 大聖院
- 15:30〜16:30 宮島表参道商店街
さらに観光を追加したければ、以下の候補から
- みやじマリン 宮島水族館
- 華降山 以八寺 光明院
- 清盛神社
2日かけて回る場合は、弥山 展望台まで行く、みやじマリン 宮島水族館、華降山 以八寺 光明院、清盛神社などの観光地を追加する、豊国神社 千畳閣、カフェ、公園、展望台などでゆっくりするなど、お好きなことを追加することができるようになります。
時間が許される方にはオススメです。
その他
広島城

毛利輝元によって建てられた城です。
広大な敷地の中に、1958年に再建された天守があります。
こちらでは市内の景色を眺めることができるほか、広島城や毛利家の歴史などを学ぶことができます。
天守は2026年3月22日に閉城することになっており、興味がある方はぜひ見学しておくことをオススメします。
縮景園
1620年に造園された歴史ある日本庭園です。
都会の中にありながら、四季折々の自然を楽しむことができる場所です。
観光に疲れたら、ゆっくりするのにも良い場所です。
観光プラン例
以下に観光プランの例をあげておきます。
私は、2泊3日で訪れました。
2泊3日で訪れても、ある程度主要な場所は回ることができたと思います。
しかし、結構忙しく動き回っている感じでした。
特に宮島は、見るべきところ訪れるべきところが多いだけではなく、景色の綺麗な場所、お寺、カフェなどゆっくり過ごしたいスポットが数多くあったので、宮島に1泊できたらよかったと思いました。
2泊3日
なるべくいろいろな観光地を回る2泊3日
1日目
10:00〜17:00または18:00頃 平和記念公園、平和記念周辺観光
2日目
10:00〜18:00頃 宮島観光
3日目
11:00 広島城
13:00 縮景園
宮島でゆっくりする2泊3日
1日目
10:00〜17:00または18:00頃 平和記念公園、平和記念周辺観光
2日目
10:00〜18:00頃 宮島観光
3日目
10:00〜16:30頃 宮島観光
平和記念公園をゆっくり回る2泊3日
1日目
10:00〜15:00頃 平和記念公園、平和記念周辺観光
2日目
10:00〜15:00頃 平和記念公園、平和記念周辺観光
3日目
10:00〜18:00頃 宮島観光
3泊4日
1日目
10:00〜15:00頃 平和記念公園、平和記念周辺観光
15:30 縮景園
2日目
10:00〜15:00頃 平和記念公園、平和記念周辺観光
15:30 広島城
3日目
10:00〜18:00頃 宮島観光
4日目
10:00〜16:30頃 宮島観光
まとめ
広島市、特に平和記念公園周辺や宮島を中心に観光した場合、どれくらいの時間、日数がかかるかを説明しました。
訪れる方により、どれくらいが適切かは異なると思いますが、平和記念公園周辺を回るのに1〜2日程度、宮島の観光に1〜2日程度かかります。
これらから、広島市を回るのに2泊3日(丸3日)はまたは3泊4日とっておいたほうがよいと思います。
私の記事が、みなさんの旅行プラン作成に役に立てば嬉しいです。
では、よい旅を!