旅とおでかけ

【冬の白馬観光を徹底レビュー】冬の白馬観光の感想を本音でレビューします

白馬の観光というと、夏のイメージがありませんか?

そして、冬はスノーボードやスキーなどのウインタースポーツが思い浮かぶと思いますが、実は冬の観光もオススメです!

特に美しい雪景色を見たいという方には、良い旅先になりますよ。

しかし、白馬の冬の観光となると、情報が少ないと思います。

スノーボードやスキーもせず、車なしで、冬の白馬に行った私が、観光できるところを紹介します。

冬に観光できるところ

白馬岩岳スノーフィールド

白馬岩岳スノーフィールドでは、ゴンドラ ノアに乗り、山の上に上がって、雪景色を眺めることができます。

また雪景色だけでなく、アイスウォール、かまくら、アイステーブル、雪像などのフォトスポットがあります。

スノーシューを履き、ブナ林を散策することもできます。

私が行った時には、雪が降り視界が悪かったので乗りませんでしたが、「ヤッホースイング」というブランコがあります。

晴れた日なら、崖から飛び出すようにブランコに乗れるので、気持ちが良いですね。

山頂カフェレストラン スカイアーク内には、「Hakuba Deli」や「Skyark Deck Café」などがあり、食事をとることもできます。

またスカイアークから、少し離れた山頂テラス HAKUBA MOUNTAIN HARBOR もあります。

こちらは、北アルプスの山々を一望する絶景テラスです。

HAKUBA MOUNTAIN HARBORにはニューヨーク発のベーカリー「THE CITY BAKERY」も出店しており、パンを食べたり、焼き菓子などを食べることができます。

これらリゾートへの入場券は、ゴンドラ往復と5線サウスリフト乗車込みで、大人2400円、小児1300円(2022年12月現在)です。

詳細は、白馬岩岳スノーフィールドのサイトを確認してみてください。

白馬八方尾根

白馬八方尾根では、八方尾根ゴンドラリフト「アダム」に乗り、山上のうさぎ平テラスに上がることができます。

うさぎ平テラスには、「軽井沢プリモ、カフェテリア イエティ」、「ラーメンちゃちゃ」、「HAPPO USAGIDAIRA CAFEな」ど、レストランやカフェがあります。

追加料金が必要ですが、さらにリフト「アルペンクワッド」に乗って、高いところに上がることができます。

白馬岩岳スノーフィールドよりもさらに標高が高いので、防寒対策はしっかりして下さい。

こちらには、「カフェ&レストラン ピラール」があるようですが、私が訪れた時は営業開始しておりませんでした。

ゴンドラリフト「アダム」の往復料金は、大人2000円です。

うさぎ平テラスから、さらにリフト アルペンクワッドに乗り、上に上がる場合は往復900円の料金が必要です。

こちらのチケットは、山麓のゴンドラ乗り場ではなく、山の上のアルペンクワッド乗り場で購入することになります。(2022年12月現在)

うさぎ平テラスに上がってから、さらに上がるかどうか決められるので、このシステムは助かりますね。

うさぎ平テラスから、さらに上がる方が良いか見極めましょう

上の方が吹雪いていて、視界が悪く、上らない方がいい場合もあると思います。

詳細は、白馬八方尾根のサイトを確認してみてください。

大出公園

白馬駅から徒歩15分ほどのところにある公園です。

吊り橋や水車小屋などがあり、晴れた日は展望台からの北アルプスの景観が素晴らしいです。

ゆっくりと散策を楽しんでみて下さい。

天神坂

白馬駅の東側、白馬ハイランドホテルの近くにある坂ですが、晴れた日には北アルプスを一望できる絶景スポットです。

白馬ハイランドホテル内には、「天神の湯」という日帰り温泉もあり、合わせて行くのもオススメです。

白馬大橋

白馬を流れる松川にかかる橋ですが、晴れた日には、美しい川の奥に雄大な北アルプスが観られる絶景スポットです。

晴れた日が最もきれいだと思いますが、雪の中を流れる川もとてもきれいでした。

足湯

  • 薬師の湯
  • 和の湯
  • 白馬駅前の湯

白馬には足湯に入ることのできるところがあります。

私は白馬駅前の湯には行っていませんが、薬師の湯、和の湯に行きました。

薬師の湯は、他の場所と比べると、静かな雰囲気の良い場所にあるので、ゆっくりするのにお勧めです。

写真は薬師の湯です。

和の湯は、お店が集まっている八方エリアにあるので、散歩したり、レストランやカフェなどに行った後に浸かることができていいですよ。

白馬駅前の湯は、白馬駅前にあるので、電車や送迎の待ち時間に使えていいですね。

ぜひ、タオルを持ち歩いて、足湯巡りをしてみてください。

散歩の途中に暖まれるので、おすすめです。

ぜひ、「湯の郷白馬 湯めぐりマップ」というものがありますので、手に入れて、足湯に行ってみてください。

湯巡りマップはこちらから。

温泉

「竜神の湯」、「十郎の湯」、「白馬龍神温泉」、「郷の湯」、「天神の湯」、「八方の湯」、「倉下の湯」、「みみずくの湯」、「岩岳の湯」、「おびなたの湯」、「古民家の湯」など、1000円以下で入れるたくさんの日帰り温泉があります。

冬の日帰り温泉は、比較的空いているので、ゆっくり疲れると思いますよ。

ぜひ、「湯の郷白馬 湯めぐりマップ」というものがありますので、手に入れて、温泉に行ってみてください。

湯巡りマップはこちらから。

八方エリア

八方のエリアは大きくはないですが、ホテル、宿、レストラン、カフェなどが集中しており、散策してみると楽しいです。

「The Grill」、「The Clubhouse Cafe and Bar」、「HOHOCAFE」、「白馬焙煎工房」などのおしゃれなレストランやカフェ、長野の郷土料理を提供する「おひょっくり」などがあります。

ご自身に合うお店を探してみて下さい。

私は、白馬焙煎工房でコーヒーの香りを楽しみながら、外の雪景色を見て、ゆっくりとした時間を楽しみました。

また「霜降宮 細野諏訪神社」があります。

雪の中の参道を歩き、拝殿へ続く石段を上ると、厳かな気持ちになる神社でした。

ぜひ、参拝してみて下さい。

和田野の森

私は、和田野の森にあるホテルに泊まりました。

この辺りの雪が積もった木立の道を歩いていると、カナダにでもいるかのような気分になります。

海外からの旅行者が多いのも、外国を旅しているかのような気分になる要因かもしれません。

ぜひ散歩してみることをお勧めします。

通り沿いにはカフェやレストランなどもあるため、立ち寄ってゆっくりしてみるのはいかがでしょうか。

また「和田野の森教会」という教会があり、小さな教会ですが、清々しい気持ちになれるスポットでもあります。

白馬駅近郊

白馬駅近郊には、

  • snow peak LAND STATION HAKUBA
  • THE NORETH FACE GRAVITY 白馬
  • パタゴニア 白馬/アウトレット
  • 好日山荘 白馬店

などのお店があります。

snow peak LAND SATATION HAKUBAには、「Restaurant 雪峰」、「スターバックス コーヒー」などがあり、開放的な庭を眺めながら、食事やコーヒーを楽しむことができます。

また「白馬村観光局インフォメーション」も併設しているので、観光情報を収集することもできます。

THE NORTH FACE GRAVITY 白馬は、THE NORTH FACEの商品を取り扱っているだけでなく、カフェも併設しているので、ゆっくり寛ぐことができます。

パタゴニア 白馬/アウトレットでは、パタゴニアのアウトレット商品を扱っているので、一見の価値があると思います。

他には、登山・クライミング・アウトドア用品の総合専門店である好日山荘 白馬店もあります。

防寒用具に困ったときに覗いてみるのも良いと思います。

駅前にはお土産屋さんもあり、電車に乗る前にお土産を買うことができます。

また駅近くにAコープ「ハピア」、少し離れたところに「デリシア」というスーパーがあります。

スーパーでは、お土産になるような地のもの、例えばジャムや果物、お菓子などを安く買うことができるのでお勧めです。

交通手段について

自家用車がある方は、やはり車が便利です。

私のように車で行かない方は、

  • タクシー
  • HAKUBA VALLYシャトルバス
  • レンタカー

などの交通手段を使うことになります。

レンタカーでなければ、タクシーが一番便利なため、使う頻度が高くなると思います。

先ほど上げた観光スポット間の移動であれば、概ね3000円未満で済むと思います。

HAKUBA VALLEYシャトルバスは、白馬のスキー場の共通リフト券であるHAKUBA VALLEYリフト券を持った方が無料で乗ることができるバスで、各スキー場間、白馬駅、一部のホテルの間を走っています。

HAKUBA VALLEYリフト券を持っていなくても、一回あたり大人510円、小児260円を払えば、乗ることができます。

また各スキー場ごとの無料シャトルもありますが、観光用のゴンドラに乗るという場合は、乗車可能か不明ですので、各スキー場に問い合わせていただく必要がありそうです。

2022年12月19日から2023年2月28日の間は、白馬ナイトデマンドタクシーが運行されています。

アプリから予約して、17時から22時の間、所定の停留所に乗合で行くことができるタクシーです。

そして、今季は実証実験中のようで、なんと無料で乗れるようです。

夕食をとりにいったり、飲みに行ったりするのに便利ですね。

白馬村の交通手段の詳細はこちらから確認できます。

服装について

白馬の気温は、

12月の最高気温4.5℃、最低気温-4℃、

1月の最高気温1.4℃、最低気温-7.2℃、

2月最高気温2.6℃、最低気温-7.3℃前後

(気象庁データ 1991~2020年)

と、かなりの寒さです。

ですので、防寒対策が必須です。

特にゴンドラやリフトを使って、山の上に上がる場合は、しっかり防寒対策をして下さい。

12月中〜下旬に、山の上まで上がった私が、どんな服装で行ったかを例として紹介しておきます。

山などによく行かれて、詳しい方は参考にされなくて構いません。

アウターはダウンジャケット、インナーにはヒートテック極暖もしくはヒートテックウルトラウォームクルーネックT、その上にラムウールのセーター、下はヒートテックコットンタイツ極暖もしくはウルトラウォームタイツ、その上にヒートテックウォームイージーパンツを着ていました。

ネックウォーマー、厚手の手袋も着用しました。

また厚手のヒートテックソックスを履き、靴は完全防水のレインシューズを選びました。

防水という点では問題なかったのですが、足先が少し冷えたので、防水のトレッキングシューズなどのほうが良いかと思います。

スノーシューズがあれば最高ですが、雪がないところから公共交通機関で向かう方は、履いていくのも、なかなか難しいですよね。

念の為、使い捨てカイロも持っていくと良いと思います。

また、服装ではないですが、写真や動画を撮られる方は、寒さでバッテリーの持ちが極めて悪くなるので、予備のバッテリーや充電器を持ち歩くことをお勧めします。

まとめ

冬の白馬観光となると、夏に比べると訪れることができる場所が少なくなります。

しかし、上に挙げたように、訪れることができるところはたくさんあります。

そして、夏には見られない雪に包まれた白銀の世界を楽しめます。

日常の生活を忘れて、1泊や2泊では足らないと感じることでしょう。

また最近では、海外から旅行に来られている方も多いので、海外旅行にでも行ったかのような気分も味わえます。

また冬に訪れたいと思うところでした。

みなさんもぜひ訪れてみてください。

では、良い旅を!