首都圏から週末に安く旅行に行きたいけれど、良いところはないかな?と悩んでいませんか?
そんな時に、“藤沢”をオススメします。
なぜなら、新宿から小田急線に乗ると片道607円で行くことができるからです。
日帰りでの観光もできる距離なのですが、観光すべきところ、訪れるべきところが多くあり、また海の近くで、夜や朝を過ごすと日帰りとは違う非日常感を感じることができるので、1泊2日または2泊3日の滞在をオススメします。
東京から電車でたった1時間ですが、目の前に広がる海を見ながら散歩したり、海沿いのレストランでゆっくり食事をしたり、江ノ島を歩いたりしていると、遠くへ旅に来たような気分になる場所です。
ぜひ宿泊して、ゆっくり旅してみてください。
この記事では、電車でアクセスし、公共交通機関で藤沢を観光する場合を想定しています。
国内、海外問わず、頻繁に旅に出ることが多い私が、藤沢でどんなことができて、1泊2日、2泊3日の滞在がいいのかをお伝えします。
*それぞれの施設の営業時間、入場料など、詳細は変更になることがあるので、各施設のサイトで最新の情報を確認してください。
費用
交通費

東京から藤沢に向かう場合は、電車が便利です。
藤沢駅へは、東京のターミナル駅からは以下の金額で行くことができます。
1000円未満なので、とても安く旅行に行けますよね!
小田急線:新宿駅から607円
JR 湘南新宿ライン:新宿駅から990円
JRおよび小田急線:東京駅からJRで新宿駅まで、新宿駅から小田急線で藤沢駅まで 合計815円
JR 東海道本線:東京駅から990円
宿泊費

コスパの良い宿泊施設となると、藤沢駅前のビジネスホテルや、藤沢駅または小田急線 片瀬江ノ島駅や江ノ電 江ノ島駅周辺のゲストハウスなどがオススメです。
トリバゴやトラベルコちゃんなどの横断サイトで検索してみてください。
ちなみにagodaやBooking.comなどは、トリバゴやトラベルコちゃんの中でも価格が表示されますが、会員になってログインすると、トリバゴやトラベルコちゃんで出ている料金よりも安くなることがよくあります。
agodaやBooking.comのサイトでもログインして確認するのがオススメです。
観光スポット、ショッピングスポット
ただ旅費が安いだけでは意味がないですよね。
ここからは、藤沢旅行でどんなことができるか、解説して行きますね。
湘南海岸公園

湘南海岸公園は、江ノ島へ向かう江ノ島大橋から西の方向約2kmの海岸に沿った公園です。
海辺の路からは江ノ島、天気が良い日には富士山を背景にした相模湾、伊豆半島、伊豆諸島を眺めることができ、夕暮れ時には茜色の空に富士山が浮かぶ美しい絶景スポットでもあります。
波の音を聞きながら、ビーチ沿いをゆっくり散歩するだけで、非日常に引き込まれ、旅に来たスイッチが入りますね。
海沿いの道は整備されていて、普通の靴でも問題なく散歩できますよ。
もちろん、夏には海水浴もできますし、おしゃれな海の家も多く並びます。
公園内にはヤシと芝生広場、潮風の広場、水の広場、ちびっこ広場、公園管理事務所であるサーフビレッジなどの施設もあります。
国道134号線沿い、小田急線駅周辺には、おしゃれなレストランやカフェも多くあり、食事やカフェを楽しむことができます。

江ノ島

江ノ島は、湘南を代表する観光地
です。
もともと海に浮かんでいた島が、土砂や砂などの堆積によって本土と繋がった陸繋島(りくけいとう)と言われるものです。
現在は、橋で本土と繋がっており、自由に行き来ができます。
海の景色も山の景色も楽しめる江ノ島には、以下に代表するような多くの観光する場所があり、半日以上の滞在時間をとっておくことをオススメします。
江島神社
江島神社は、日本三大弁財天の一つとして知られています。
”辺津宮”、”中津宮”、”奥津宮”の 三社からなっています。
縁結び、芸道上達、財運招福などのご利益があります。
江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル
江の島サムエル・コッキング苑は、イギリス人の貿易商サムエル・コッキングが江の島に植物園を造ったことに由来する、南国ムード溢れる植物園です。
江の島の頂上部に位置しており、苑内には、江の島シーキャンドルをはじめ、カフェ、ショップ、ギャラリーや広場など楽しめる場所、くつろげる場所がたくさんあります。
特に江ノ島シーキャンドルは、苑内に位置する展望灯台です。
高さ59.8m(海抜119.6m)に位置する展望台からは、天気の良い日中には伊豆諸島や伊豆半島、三浦半島、富士山、湘南の街並み、そして横浜までを一望することができ、開放感に満ちた景色が広がります。
また夕方には夕陽、夜には夜景と美しい景色を眺めることができます。
江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル、それぞれに料金がかかりますが、両方とも入場することをオススメします。
江の島岩屋
波によって浸食されてできた洞窟です。
第一岩屋(奥行152m)と第二岩屋(奥行56m)の2つの洞窟があり、江の島弁財天信仰の発祥地と考えられています。
中に入場して、洞窟の中を歩くことができ、ちょっとしたアドベンチャー感もあります。
岩屋は、江の島大橋からアクセスした場合、島の裏側の海と同じ高さの場所にあります。
一般的に江ノ島にアクセスする場合は、江の島大橋を渡って行きますが、その場合、一旦階段や坂、エスカーなどを使って、江ノ島の上に上がることになります。
岩屋に行く場合は、裏側の方(江島神社 奥津宮の方)に行き、長い階段を降りて行かなければいけません。
また見学の後も階段で上に上がっていくことになります。
他の方法として、江の島遊覧船べんてん丸で岩屋にアクセスすることができます。
この場合は、海と同じ高さに到着するので長い階段の登り降りは必要なくなります。
この船に乗る場合は、駅の方から向かい、江ノ島大橋を渡る前に乗り場があります。
稚児ヶ淵(ちごがふち)
岩屋の周辺に広がる、隆起現象でうまれた海食台地で、富士山の奥に沈む夕日の美しさで知られる湘南随一の夕日スポットです。
岩屋のすぐ近くにありますので、同様のアクセスになります。
江の島アイランドスパ
富士山と湘南の海を一望する天然温泉&スパをはじめ、スパセラピーを受けられる弁天スパ、Foot&Bodyリラクゼーション、レストラン、カフェまで揃う、江の島観光の疲れを癒すのに最適なスパ施設です。
富士海湯(温泉エリア)は、江の島の地下1,500mから湧き出る天然温泉で、富士山と湘南の海を一望できます。
スパエリア・プールエリアは、水着着用の男女共通の施設で、バリエーション豊かな屋内スパエリア、湘南海岸と富士山を一望できる露天スパなどがあります。
また展望シーフードレストランも併設しており、食事もできます。
弁財天仲見世通り
江ノ島大橋を渡り、江の島入口に立つ鳥居を抜け、瑞心門・朱の鳥居まで続く約150mの参道にある商店街です。
海鮮の食堂などの飲食店、おみやげ屋さんが並んでいます。
お饅頭やたこせんべい、コロッケなど食べ歩きも楽しい商店街です。
たこせんべい 、しらすグルメ、女夫饅頭、アイス最中などの名物グルメがあります。
新江ノ島水族館
新江ノ島水族館は、小田急線片瀬江ノ島駅から徒歩約3~5分の片瀬海岸にある水族館です。
相模湾の海、太平洋をテーマにした体験型の水族館で、大水槽を泳ぐ無数のイワシや、幻想的なクラゲ展示、迫力あるイルカショーが見どころです。
クラゲファンタジーホールでは、プロジェクションマッピングを使った照明により、まるで海の中にいるような不思議な感覚が味わえます。
さらに、深海コーナーでは深海探査や生物の世界にも触れられます。
駅から近く、江の島や相模湾を望む魅力的なロケーションで、学びと癒しを同時に楽しめるスポットです。
七里ヶ浜

七里ヶ浜は、鎌倉市に入ってしまいますが、藤沢から近いのであげておきます。
七里ヶ浜は、鎌倉高校前駅、七里ヶ浜駅の目の前に広がる約 2.9〜4 kmにわたる日本の「渚百選」にも選ばれている海岸です。
波が立ちやすく、海水浴にはあまり向いていませんが、サーフィン、ヨット、ウィンドサーフィンなどマリンスポーツを楽しむ人々で賑わい、リゾート感を味わえる場所です。
江ノ電・七里ヶ浜駅周辺には、オーシャンビューを楽しめるカフェやレストランが点在しており、海を眺めながらゆったりと過ごすと、リゾート地を訪れたかのような気分に浸ることができます。
鎌倉観光公式ガイド:https://www.trip-kamakura.com
湘南T-SITE
湘南T-SITEは、蔦屋書店を中心とした湘南のライフスタイルやカルチャーを感じられる文化複合施設です。
スローフード・スローライフ、趣味とデジタルライフの楽しみ方、親と子のコミュニケーションをテーマにしており、湘南らしいセンスの良いショップやカフェ、レストランが集まっています。
おしゃれなカフェでゆっくりしたり、テラスで読書をしたり、湘南らしい時間を過ごすことができます。
書籍以外にも、ステーショナリー、プレミアムティー、食材、旅グッズ、子ども用品などのライフスタイルアイテムが揃っています。
JR藤沢駅北口からバスに乗り、6分ほどでアクセスできます。
藤沢 ショッピング
ショッピングが好きな方はもちろんですが、ショッピングがそこまでではなくても、天気が悪かった時に過ごすことができる場所があるのは嬉しいですよね。
テラスモール湘南は辻堂駅、他のショッピングビルや百貨店は藤沢駅周辺です。
オススメはテラスモール湘南です。
テラスモール湘南

テラスモール湘南は、JR辻堂駅北口と直結する湘南エリア最大級のショッピングモールです。
広々としたモールで、開放的なテラスや緑を豊富に取り入れた設計がされており、湘南らしいリラックスした雰囲気が漂います。
ファッション、雑貨、インテリア、食品スーパー、カフェ、レストランなど約280のショップが揃い、大型シネマコンプレックス「109シネマズ湘南」も併設しています。
ショッピングが好きな方にはオススメですが、店舗数が多く、レストラン・カフェ・フードコートなどもあるため、天気が崩れてしまった場合に過ごす場所としてもオススメです。
サイトへは、ご自身で検索をお願い致します。
湘南藤沢オーパ

藤沢駅南口直結の若者を中心に人気のショッピングモールです。
地下2階から地上8階まで、ファッション、雑貨・生活用品、レストラン、カフェなど約60店が入っています。
ODAKYU 湘南 GATE

ODAKYU 湘南 GATEは、藤沢駅南口直結のショッピング、ライフスタイルの複合施設です。
地下1階〜1階は”小田急百貨店ふじさわ”として、食料品、化粧品、ファッション雑貨が扱われています。
2階~7階は多くの専門店が入っており、2階にはカフェやナチュラルコスメ、3階にはフードホール「湘南ゲートキッチン」、7階にはレストラン街などがあります。
ルミネ 藤沢
藤沢駅北口に直結する地下1階〜6階のショッピングビルです。
地下1階~1階は、スーパーのクイーンズ伊勢丹や食品・惣菜・ベーカリー、カフェなどの店舗、
3階〜6階は、ファッション、コスメ、雑貨などの専門店が入っています。
サイトへは、ご自身で検索をお願い致します。
さいか屋 藤沢店

藤沢駅北口の目の前にある老舗百貨店です。
地下1階から8階まで本館には、食品、日用品、ファッション、ファッション雑貨、寝具、電化製品、おもちゃ、ゲーム、時計などを扱う店舗、レストラン、カフェなどが入っています。
リエール藤沢
リエール藤沢は、藤沢駅直結の1〜3階のショッピングセンターです。
1階では、食品、日用品、2階では、ファッション、雑貨、アクセサリーなどが扱われています。
サイトへは、ご自身で検索をお願い致します。
プラン例
ショッピングをされない方は1泊2日で、ショッピングもしたい方は2泊3日がオススメです。
もちろん、ショッピングをしなくても、ゆっくりと過ごしたり、鎌倉に足をのばす2泊3日も良いと思います。
1日目
AM
- 湘南海岸公園
- 新江ノ島水族館
PM
- 江ノ島
- 江島神社
- 江の島サムエル・コッキング苑、江の島シーキャンドル
- 江の島岩屋 稚児ヶ淵
- 弁財天仲見世通り
- 江の島アイランドスパ
2日目
AM
- 湘南T-SITE
PM
- 七里ヶ浜
3日目
テラスモール湘南、湘南藤沢オーパ、ODAKYU 湘南 GATE、ルミネ 藤沢、さいか屋 藤沢店、リエール藤沢など
まとめ
藤沢は、都心からお金をかけずに行くことができる旅行先としてオススメです。
またアクセスするのに時間もかからないのも良いところです。
初めて訪れる場合、藤沢の観光は1泊2日または2泊3日はとっておいたほうがよいと思います。
私の記事が、みなさんの旅行プラン作成に役に立てば嬉しいです。
また、
【保存版】東京都心から、片道1000円前後で行くことのできるオススメの旅先
【保存版】東京都心から、片道3,000円前後で行くことのできるオススメの旅先
などの記事も書いています。
以下にリンクを貼っておきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
では、よい旅を!