マレーシアのクアラルンプールやマラッカを旅したいけれど、知っておいた方がいいことはないか気になりませんか?
知らずに訪れたり、疑問を事前に解決せずに訪れたりすると、準備しておけばよかった、こうすればよかったと思うことが出てきてしまいます。
国内、海外問わず、頻繁に旅に出ることが多い私が、初心者がクアラルンプール、マラッカを訪れるにあたり知っておいた方が良いことをまとめました。
この記事を読むと、クアラルンプール、マラッカを訪れたときに準備不足で失敗してしまうことが減ります。

- 初めに
- 知っておくべきこと
- 1、初めてのクアラルンプール滞在で、ホテルのオススメエリアは3つ
- 2、クアラルンプールとマラッカでの服装で気をつけること
- 3、電圧は220V、必要な変換プラグはBFタイプ
- 4、クレジットカードが便利、VISAカードがオススメ
- 5、入国にデジタルアライバルカードが必要
- 6、英語が通じる
- 7、マレーシア リンギットへの両替は必要最低限で
- 8、飛行機がゲートに到着してから、空港を出るまでの時間
- 9、空港からの交通手段。基本的にGrabがオススメ。
- 10、電車は女性専用車両、区画があるので注意
- 11、チップは必要ない
- 12、水道水は飲めない
- 13、トイレについて知っておいた方が良いこと
- 14、ペトロナスツインタワーの予約の仕方、入場の仕方や見学の流れについて
- 15、Hop-on Hop-offバスは暑さに注意
- 16、観光の途中で休憩するカフェを考えておくのもオススメ
- 17、マレーシア国立博物館がオススメ
- 18、ルーフトップバーがオススメ
- 19、マラッカ観光の時間は1日以上が良い
- 私が旅したコース
- まとめ
初めに
今回、このような記事を作成したのは、マレーシアのクアラルンプールやマラッカを実際に訪れてみて、最初からわかっていたら楽だったなとか、知っていれば失敗しなくて済んだなとか、また調べてもよくわからないなとか、そういったことがあったためです。
実際に訪れた際に経験したことを共有し、みなさんの不安を解消したり、失敗を防いだりすることができればと思い記事を記載しました。
マレーシアのクアラルンプールやマラッカを初めて訪れる方の役に立つ内容ですので、ぜひ参考にしてみてください。
知っておくべきこと
では、早速知っておくべきことを紹介していきますね!
1、初めてのクアラルンプール滞在で、ホテルのオススメエリアは3つ

ブキビンタンエリア
クアラルンプールの中心地で、ショッピングモール、レストラン、ホテルなどが集まる場所です。
東京で言うと、銀座や新宿などが雰囲気としては近いでしょうか。
以下のようなショッピングモールがブキビンタンには集まっており、近くにはペトロナスツインタワーの真下にあるスリアKLCC、The Exchange TRXなどもあります。
- パビリオン
- Fahrenheit88(ファーレンハイト88)
- Lot 10
- スンガイ・ワン・プラザ
- Berjaya Times Square (ベルジャヤ タイムズスクエア)
- ららぽーと ブキッ・ビンタン シティ センター
また屋台料理で有名なJalan Alor Food Street(アロー通り)やバーやレストランが軒を連ねるChangkat (チャンカット通り)もこのエリアにあります。
観光をしてホテルに戻った後、夜に買い物や食事などに行くのにとても便利で、初めての方には最もオススメの滞在エリアです。
チャイナタウン
中華街があり、近くには観光スポットが集まる場所です。
東京で言うと、上野、御徒町、浅草などに近い雰囲気でしょうか。
チャイナタウンや周辺には、ペタリン ストリートやセントラルマーケットでの買い物、以下のような有名な観光地が多くあります。
- 鬼仔巷
- スリ マハ マリアマン寺院
- スルタン・アブドゥル・サマド・ビル
- 国立繊維博物館
- ムルデカ広場
- マスジッド・ジャメ
- リバーオブライフ
中華街には美味しいレストランが多くあるので、中華街での食事を重視したい、観光地に歩いてアクセスしたい方に向いているエリアです。
KLセントラル駅周辺
KLセントラル駅周辺にはNU Sentralというショッピングモールくらいしかありませんが、ターミナル駅なのでたいていの場所に乗り換えなしで行くことができる利便性の高い場所です。
東京で言うと、東京駅に近い感じでしょうか。
他のエリアに宿泊してもGrabなどで移動すれば、行きたい場所にダイレクトにアクセスすることが出来ますが、場所や時間によっては渋滞につかまってしまいます。
この場所であれば、空港も含め電車でアクセスすることができるので、とても便利です。
交通の利便性を重視したい方にオススメのエリアです。
2、クアラルンプールとマラッカでの服装で気をつけること

気温は1年を通して、最高気温は31~33℃前後、最低気温は22~24℃前後です。
5月上旬にクアラルンプールとマラッカを訪れましたが、そのような気温でした。
平均湿度は70~80%前後あり、かなりジメッとした感じがします。
イメージとしては、東京の8月に近いでしょうか。
僕は、上半身は半袖シャツ、状況により長袖のリネンシャツ、下半身はリネンの長いパンツを履いていました。
暑さだけを考えると、半袖、ショートパンツでも良いかと思いますが、デング熱やマラリアなど蚊が媒介する感染症も考え、
下半身は長いパンツを履き、上半身は街中では半袖、公園や緑が多いところでは長袖のリネンシャツを着ていました。
また、日差しが強い時には帽子を被りました。
帽子はあったほうが良いかと思います。
街中ではショートパンツ姿の方もいましたが、長いパンツを履いている人が多い印象でした。
かなりの暑さ、湿気なので、対応できるような格好で行くと良いと思います。
3、電圧は220V、必要な変換プラグはBFタイプ

最近の電化製品は100V〜240V対応になっていることが多いです。
持っていく電化製品を確認して、100V〜240V対応になっていれば、使用することができます。
もし日本対応100Vのみであれば、変圧器が必要です。
またいずれの場合も、電源に差し込む際の変換プラグ BFタイプが必要です。
4、クレジットカードが便利、VISAカードがオススメ

VISAカード、MASTERカードが多くの場面で利用でき、タッチ決済のみで終わることが多いです。
AMEXも利用できることがありますが、VISAやMASTERに比べると利用できる場所は明らかに少ないです。
VISAが最も普及しているので、VISAカードを持っていくのが一番利便性が高いと思います。
5、入国にデジタルアライバルカードが必要

日本人の場合、マレーシアに入国する際にデジタルアライバルカードの登録が必要です。
オンラインで個人情報や入国に際する情報を入力すると登録できます。
簡単に言うと、入国前にWeb上で必要な情報を登録することにより自動ゲートを通るだけで入国できるようになります。
つまり、入国審査が簡単になるものです。
マレーシア到着3日前から登録可能です。
到着3日前になったら、忘れずに登録しましょう。
入国時は、係員がいるところではなく、自動ゲートに並びましょう。
入国のところで詳細を記載しています。
デジタルアライバルカードは、以下のアドレスから登録できます。
マレーシア デジタル アライバル カード
実際の登録の仕方
以下のページに日本語で詳細な入力の仕方が紹介されていますので、参考にしてください。
https://www.tourismmalaysia.or.jp/news/pdf/news_20231204.pdf
6、英語が通じる

多民族国家であるマレーシアではマレー語、中国語、インド系のタミル語などの言語が多く使われていますが、英語がほとんどの場所で通じます。
マレーシア訛りのある英語なので、やや聞き取りづらいところもありますが、英語が通じるのは比較的安心ですね。
7、マレーシア リンギットへの両替は必要最低限で

マレーシアのお金の単位はリンギット(RM)、また補助単位はセン(¢)です。
クレジットカードを持っていれば、現金を使用するシーンは多くありません。
クアラルンプールでは、ほとんどの場所でクレジットカードでの決済ができます。
ただし、有料トイレに入る際に50セン(0.5リンギット)ほどの現金が必要になるので、50セン、1リンギット、2リンギットなどの手持ちがあると安心です。
ただ、ショッピングモールや飲食店(飲食店利用時)などの無料のトイレですませ、有料のトイレに入らないようにすることも可能です。
ショッピングモールではフロアによって有料だったり、無料だったりするので、有料トイレに入る前に確認してみてください。
また電車ですが、自動券売機でクレジットカードを利用し、乗車用のトークン(コイン状のもので、いわゆる切符に該当するものです。)を購入することができる路線もありますが、窓口でしかクレジットカードを使えない路線もあります。
自動券売機で済ませたい方は現金があると便利です。
またマラッカでは、個人商店で現金しか受け付けていないところがいくつかありました。
マラッカで買い物をする場合は、現金があるほうが便利です。
僕は少しだけ両替し、4日間の滞在で30リンギット(約1000円程度)の現金を使いました。
8、飛行機がゲートに到着してから、空港を出るまでの時間

僕は日本からのANAの直行便(NH885 羽田国際空港 23:30発→クアラルンプール国際空港 6:00着)に搭乗し、予定より早い午前5時20分にゲートに到着しました。
ゲートからしばらくサテライトビル内を歩き、その後、空港内のシャトルバスに乗り、入国審査が行われるターミナルビルに移動しました。
日本人は、到着の3日前に「マレーシア デジタル アライバルカード Malaysia Desital Arrival Card」に登録する必要がありますが、これに登録していることで、自動ゲートを通って入国することが出来ます。
以下が自動ゲートの手順です。
- 自動ゲートのパスポートをかざす所に、パスポートをおく
- ゲートが開いたら、数歩進んで、足のマークがあるところで立ち止まる
- 右斜め前にあるカメラで顔を撮影する
- ゲートが開き、進んで、入国完了
入国し、その後、ターンテーブルのところで預け荷物を受け取り、税関を通って、到着出口を出たのは6時15分でした。
出口を出たところのATMでキャッシングをしてから、Grabの乗り場に向かいました。
Grab乗り場は、Level3の到着ロビーの2つ下の階 Level1にあります。
乗り場についてからGrabを呼び、6時30分頃に乗車しています。
混雑状況などにより異なりますので参考にしていただく程度が良いと思いますが、
飛行機がゲートに到着して、空港の到着出口を出るまで55分ほど、
飛行機がゲートに到着して、到着出口でキャッシングし、Grabの乗り場まで65分ほど
でした。
9、空港からの交通手段。基本的にGrabがオススメ。

空港からは、タクシー、Grab、送迎サービス、バス、電車などの手段があります。
まず、タクシー、Grab、送迎サービスについてです。
タクシーでは、空港から市内中心部まで、大きな渋滞がなければ1時間ほどです。
タクシーカウンターで支払いをしてから乗車するクーポンタクシーと通常通りメーターで走るメータータクシーがあります。
クーポンタクシーは、市内中心部までバジェットタイプ85リンギット、プレミアム125リンギット、ファミリー223リンギット前後で、深夜は割増料金+50%が追加されます。
前払いしているので、高速代などを請求されても支払わないようにしてください。
メータータクシーは、市内中心部までバジェットタイプ70~100リンギット、エグゼクティブタイプ130~150リンギットで、一般タクシー利用料4リンギットもかかります。
また客引きをしているタクシーには無許可タクシーもあるので注意が必要です。
クーポンタクシーはタクシーカウンターで行き先を伝えたり、追加で高速代を請求されたり、メータータクシーは、行き先を運転手に伝えなければいけなかったり、料金が到着するまでわからなかったり、無許可タクシーがいたりします。
それに比べ、Grabであれば、アプリに行き先と乗り場を入力して、呼ぶだけで乗車できるので、とても楽です。
ドライバーやカウンターの人と会話して、行き先を伝える必要がありません。
また追加でお金を請求されたりすることもありませんし、最初から料金がわかるので安心です。
混み具合や時間帯によって異なりますが、料金も70リンギット前後と安いです。
乗車時間も同じように1時間前後で、Grabの方が圧倒的に楽で、安心です。
またオプショナルツアーなどを催行している会社の空港送迎サービスを使うという手段もあります。
こちらも不当な料金請求や直接行き先を伝えなければならないという面倒は避けられます。
しかし、会社によって、Grabよりも高かったり、同じ程度の料金のものがあっても、ドライバーと連絡を取るために電話番号やLINEなどの連絡先をドライバーに教えなければならなかったり、乗車前日にドライバーからLINEで連絡が来てやりとりをしなければならなかったり、予約時に選択した時間から30分間ほどしか無料で待ってもらうことができなかったりなど、少し面倒です。
やはりGrabの方が、乗車の場所で、アプリで配車をすればいいだけなので、オススメです。
つまり、タクシー、Grab、送迎サービスではGrabがオススメです。
次にバスですが、空港からKLセントラル駅までは、大きな渋滞がなければ同様に1時間ほどです。そして、バスは安いのがメリットです。
11リンギットでKLセントラル駅まで行くことができます。
ただし、KLセントラル駅近く以外に宿泊予定の方は、そこから別の交通機関でホテルまで移動する必要が出てきます。
つまり、KLセントラル駅周辺に安く行きたい方、KLセントラル駅周辺ではないが、時間がかかっても安く行きたい方にバスはオススメです。
最後に、電車です。
KLIAエクスプレス、KLIAトランジットという電車が、KLセントラル駅まで走っています。
概ね30〜40分でKLセントラル駅まで着くので、最も早いです。
渋滞もありません。
KLセントラル駅周辺に宿泊する方にとっては便利です。
ただし、料金は高く、大人1人あたり片道55リンギットかかります。
KLセントラル駅周辺であっても、2人以上になるとGrabに比べ割高になってしまいます。
また30〜40分と早いのですが、電車の出発を待ったり、駅からホテルまで歩いたりすることを考えると、実際には1時間ほどかかってしまうのではないでしょうか。
2人以上の場合は、Grabで良いのではと思います。
つまり、KLセントラル駅周辺に滞在する1人旅の方でバスよりも早く行きたい方、電車に乗ってみたい方、渋滞しそうな時間で渋滞を避けたい方にオススメです。
タクシー | Grab | 送迎サービス | バス | 電車 | |
時間 | 中心部まで 1時間 | 中心部まで 1時間 | 中心部まで 1時間 | KLセントラル駅まで 1時間 | KLセントラル駅まで30〜40分 |
渋滞 | 時間帯により渋滞につかまる可能性あり | 時間帯により渋滞につかまる可能性あり | 時間帯により渋滞につかまる可能性あり | 時間帯により渋滞につかまる可能性あり | なし |
荷物が多い場合 | 便利 | 便利 | 便利 | KLセントラル駅周辺の場合、それほど大変ではない それ以外の場合、大変 | KLセントラル駅周辺の場合、それほど大変ではない それ以外の場合、大変 |
料金 | 中心部まで1台 70〜150 リンギット前後 | 中心部まで1台 70リンギット前後 | 中心部まで1台 80〜530リンギット前後(会社、混載、プライベートなどで変化) | KLセントラル駅まで1人 11リンギット | KLセントラル駅まで1人 55リンギット |
初めて訪れる方は、ブキビンタン、チャイナタウン、KLセントラル駅周辺に宿泊される方が多いのではと思います。
今までの内容を考慮すると、
ブキビンタンエリア
料金や利便性のバランスを考えると、基本的にはGrabがオススメ。
時間がかかってもいい、乗り換えが面倒でもいい、安くという方はバスがオススメ。
乗り換えなどが面倒でも電車に乗ってみたい、渋滞しそうな時間で渋滞を避けたい方には電車がオススメ。
チャイナタウン
料金や利便性のバランスを考えると、基本的にはGrabがオススメ。
時間がかかってもいい、乗り換えが面倒でもいい、安くという方はバスがオススメ。
乗り換えなどが面倒でも電車に乗ってみたい、渋滞しそうな時間で渋滞を避けたい方には電車がオススメ。
KLセントラル駅周辺
安く行きたい場合、バスがオススメ。
早く行きたい、電車に乗ってみたい、渋滞しそうな時間で渋滞を避けたい方には電車がオススメ。
ホテルまで歩かず、直接乗り付けたい場合は、Grabがオススメ。
*料金については、公式サイトなどで最新のものを確認してください。
10、電車は女性専用車両、区画があるので注意
女性の方は特に問題ありませんが、女性専用車両、区画があるので、男性の方は注意してください。
ホームの足元やゲートがピンクになっている付近は、女性専用車両、区画が到着する場所なので、他の場所で待つようにしてください。
11、チップは必要ない

マレーシアでは、基本的にチップを渡す、もらうという習慣はないので、チップのことは気にしなくて構いません。
もちろん、感謝の気持ちで渡したい時に渡すことに問題はありません。
12、水道水は飲めない

マレーシアの水道水は飲むことができません。
スーパーやコンビニなどでペットボトルの水を購入しましょう。
店頭には、白いキャップの水と青や緑のキャップの水があります。
白いキャップのものは、水から不純物を濾過して蒸留した安全な水(Drinking Water)です。
青や緑のキャップのものは、天然水(Natural Mineral Water)です。
一般的にDrinking Waterの方が、天然水(Natural Mineral Water)より価格が安いことが多いです。
13、トイレについて知っておいた方が良いこと

ショッピングモールやデパート、ホテルなどに、無料で利用できるトイレが多くあり、トイレに困ることはあまりないと思います。
また、個人のレストランやカフェにもトイレはありますが、日本のトイレと比べると汚れていることが多いので、なるべくショッピングモールやデパート、ホテルでの利用をオススメします。
トイレットペーパーについてですが、日本のように個室に置いてある場合と、個室には置いていなく、入り口に設置してあり、必要な分だけ持っていくというスタイルの場合があります。
また個人のレストランやカフェなどはトイレットペーパーがないところもあるので、念の為トイレットペーパーを持ち歩いていると安心です。
使用したトイレットペーパーは、ゴミ箱がある場合は、ゴミ箱に捨てましょう。
ゴミ箱がない場合は、トイレットペーパーや水に溶けるティッシュを使い、そのまま流しましょう。
「トイレットペーパーを流さないでください」という張り紙がある場合は、その指示に従いましょう。
小さなレストランや屋台街などでは、流すボタンがなく、バケツに水を溜め、柄杓で自分で流すというトイレもあります。僕は今回の滞在では、そのようなトイレには遭遇しませんでした。
また和式のようなスタイルのトイレもありますが、座る向きとしては日本とは逆向きで、扉の方に向かって座ります。
14、ペトロナスツインタワーの予約の仕方、入場の仕方や見学の流れについて

クアラルンプール観光のハイライトの一つ、ペトロナスツインタワーですが、とても混雑しています。
直接、入場ゲートに行ってチケットを購入しようとしても、すぐ入場できる確率は低いです。
朝に行ったのに、空いているのは昼過ぎの13時だけ、昼に行ったのに空いているのは夕方16時だけ、というようなことになってしまいます。
訪れる場合は、事前に予約していくことをオススメします。
予約の方法
以下のアドレスにアクセスします。
右上にある”BUY TICKETS”をクリックします。
”IMPORTANT NOTICE”というものが出てきたら、Xボタンを押して閉じます。
下にスクロールして”VISIT DATE”のところで、訪れる日を選択します。
下にスクロールして”VISIT TIME”のところで、訪れる時間を選びます。
黒の時間(残数に余裕あり)と黄色の時間(残数少なめ)が予約できる時間です。
その下にある”NON MALAYSIAN”を選びます。
次のページに進むので、そこで人数を入れます。
Adult (Sky Bridge & Observation Deck) – 0 + 大人 13〜60歳
Child (Sky Bridge & Observation Deck) – 0 + 子供 3〜12歳
Infant (Sky Bridge & Observation Deck) - 0 + 乳幼児 2歳以下
Senior Citizen (Sky Bridge & Observation Deck) - 0 + シニア 61歳以上
それぞれの – 0 +のところで、-や+をタップし、人数を指定し、それぞれでAdd to Cartを押すと、人数が反映されます。
例えば、大人2人、子供1人の場合、Adult (Sky Bridge & Observation Deck) - 2 +として、Add to Cartを押し、次にChild (Sky Bridge & Observation Deck) - 1 +として、Add to Cartを押します。
その後、下にスクロールして、金額を確認してください。
問題なければ”NEXT”を押します。
すると、”Sign In”の画面が出ます。
アカウントを作りたい方は作っても構いませんが、頻繁に訪れるわけでなければ、アカウントを作らず、右下にある”PROCEED AS GUEST”で良いと思います。
PROCEED AS GUESTをタップして、メールアドレス、名前、電話番号を入力します。
最終確認画面が出ますので、確認して、下の方にある”I acknowledge that I have read and agree to the Terms and Conditions”にチェックを入れます。
右下にある”Payment”をタップします。
”Select Pay Method”でCardを選び、下にある”Pay”をタップします。
次の画面で、Card Number(クレジットカード番号)、Expiry Date(有効期限 例 2027年8月の場合 08/27)、CVV(暗証番号 カード裏面にある3桁のセキュリティ番号)を入力し、”Pay Now”をクリックすると、支払いが完了し、予約できます。
登録したメールに、予約のメールが届きますので、確認してください。
メールにQRコードがついた入場券が添付されていますので、印刷していくことをオススメします。
僕は試していないので確証がありませんが、QRコードのスクリーンショットでも通れるようです。
当日の流れ
ペトロナスツインタワーに着いたら、地上階からエスカレーターに乗り、一つ下の階に降ります。
降りたところに、ツインタワーの入り口があります。
予約したメールに地図が添付されてきますので、参考にしてください。
予約時間の15分前に着くようにしてください。
列が出来てますので、そこに並びます。
入り口は自動改札になっており、QRコードをかざして入ります。
同じ時間帯に入るメンバーは一緒に動くようになっており、胸にシールを貼るように言われるので、シールを貼ってください。
その後、エレベーターに乗り、まず41階のスカイブリッジに向かいます。
ペトロナスツインタワーは、タワー1とタワー2があり、41階でタワーを結ぶスカイブリッジがあります。
最初にスカイブリッジの見学です。
こちらでは10分間、時間があります。
その後、86階、地上約370メートルの展望デッキに向かいます。
こちらでは15分間、時間があります。
その後、エレベーターに乗り、おみやげ売り場のある展望フロアに移動します。
こちらでは特に時間制限はありませんでした。
この後、エレベーターに乗り、地上に降りるのですが、そちらにもおみやげ屋さんがあります。
地上にあるおみやげ屋さんの方が大きいのですが、同じような商品がありつつも、やや商品構成が異なる印象があったので、上のフロアのおみやげ屋さんで気に入ったものがある場合は買っておいた方が無難かもしれません。
噴水ショーについて
夜には噴水ショー(KLCCレイクシンフォニー)が行われています。
こちらは入場料などなく、誰でも見ることが出来ます。
光と音のショーは、毎日20時、21時、22時、
光のみのショーは、毎日19時30分、20時30分、21時30分、
となっています。
ただし、僕が土曜日に訪れた時は、20時30分のショーだったのにも関わらず、光と音のショーが行われました。
週末だったからでしょうか、、、理由はよくわかりませんでした。
しかし、たまたまかもしれないので光と音のショーを楽しみたい方は、20時、21時、22時に訪れるのが無難かと思います。
ちなみにショーが行われる池ギリギリに近づいていると噴水ショーの水で濡れるので気をつけてください。
子供達が池に近づいてびしょ濡れになっていました。
15、Hop-on Hop-offバスは暑さに注意
クアラルンプールには、観光地を回ってくれる下のようなバスがあります。

乗っているだけで名所を回ってくれるので、乗車する方も多いと思います。
チケットは、オンラインやブキビンタンのチケットオフィス、大きな停留所などで販売されています。
1日券と2日券があります。
どちらか迷われている方は1日券で良いかと思います。
というのも、例えば1日目にコースをぐるっと回る形で利用して、2日目に行きたい観光地を巡るために利用しようとしても、このバスを使って観光地から観光地へ移動しようとするとかなり時間がかかってしまいます。
遊覧という形で1日だけコースを回るのに利用して、翌日以降の観光はGrabを使った方が圧倒的に効率が良いです。
また、席についてですが、1階が屋内、2階が前半分が屋外、後ろ半分が屋内になっています。



2階の前半分は空を見上げることができて眺めが良いですが、
クアラルンプールは渋滞していることが多く、さらに大きな停留所では数分間停車するので、風がない状態でバスが止まっている時間が長くなります。
このため、かなり暑いです。
席が空いていて、自由に移動できるようであれば外に出てみたり、中に入ったりで良いと思いますが、混んでいる場合は、空いているうちに中の席を取ることをオススメします。
僕は最初2階の外に席をとって景色を楽しんでいましたが、直射日光と、渋滞と停車により風がなくなったことで、暑さに耐えきれず20〜30分ほどで屋内に入りました。
しかも、旧型のバスのためか車内のエアコンがあまり効いておらず、なかなか体が冷えてくれませんでした。
ただバスに乗っているだけなのに結構体力を消耗してしまいました。
16、観光の途中で休憩するカフェを考えておくのもオススメ

マレーシアはとても蒸し暑いので、観光途中で頻繁に休憩が必要になると思います。
僕は、日本にいる時以上に、観光している途中で、何度もカフェに入って休憩しました。
特にこだわりがない方は、手近なカフェで休憩、水分補給をすれば良いと思いますが、
カフェが好きな方は、観光するエリアで行きたいカフェを考えておくと良いと思います。
17、マレーシア国立博物館がオススメ

マレーシア国立博物館には日本語ガイドツアーがあります。
毎週火・金・土曜日 午前10時からと限定されていますが、無料(入場料のみ必要)でガイドツアーに参加できます。
特に予約はいりません。
無料で1時間ほどのしっかりとしたガイドツアーに参加でき、マレーシアの歴史を知ることができるのでオススメです。
ここでマレーシアの歴史を知って観光すると、観光していても見方が変わるので、ぜひ参加してみてください。
18、ルーフトップバーがオススメ

クアラルンプールには、ホテルやビルの屋上にあるバー、いわゆるルーフトップバーがあります。
クアラルンプールは夜景がとても綺麗なので、ぜひ訪れることをオススメします。
私は、Banyan Tree Kuala Lumpurの”VERTIGO”というバーを訪れました。
美しい夜景を眺めながらくつろぐことができ、贅沢な時間を過ごすことが出来ました。

19、マラッカ観光の時間は1日以上が良い

マラッカには、ツアーに参加していく方法と自力で行く方法とがあります。
ツアーは、午前のみ、午後のみ、夕方から夜などの半日の観光ツアーと朝から1日の観光ツアーがあります。
ツアーの場合は、ホテルから直接マラッカ観光の中心地に行くことが出来ますが、それでも片道2時間以上かかります。
往復だけで4〜5時間かかるので、半日ツアーだと滞在時間がとても短いです。
私はブキビンタンのホテルを8:00に出発して、19:00に帰ってくる(本来は18:00着予定)1日ツアーを選びましたが、それでも駆け足だった印象です。
初めてマラッカに行く場合は、半日ツアーよりも1日ツアーをオススメします。
マラッカはとても雰囲気の良い場所なので、1泊2日も良いと思います。
自力で行く場合は、出発時間や帰る時間を自由に決められるのがメリットです。
観光に満足した時点で帰ってくるということが出来ます。
ただし、クアラルンプールから向かう場合は、Terminal Bersepadu Selatanというバスターミナルから出る長距離バスに乗り、マラッカのMelaka Sentralというバスターミナルまで行くことになります。
Terminal Bersepadu Selatanというバスターミナルはクアラルンプール中心部から車で20分ほどの距離にあり、またMelaka Sentralというバスターミナルも観光の中心地から車で10分ほど離れています。
このため、ホテルからTerminal Bersepadu SelatanまでGrab、タクシーや電車でアクセスし、その後長距離バスに乗車しMelaka Sentralへ、Melaka SentralからはGrabやタクシー、路線バスに乗りマラッカ観光の中心地に行くことになります。
乗り換えが面倒でなく、片道3時間程度かかっても問題ない方は、自由に行動できる自力で行く方法も良いかと思います。
ブキビンタンのホテルからGrabでTerminal Bersepadu Selatan、その後長距離バスに乗車しMelaka Sentralへ、Melaka SentralからはGrabでマラッカ観光の中心地向かうというルートの場合、往復で100リンギットほどになるのではと思います。
100リンギットだと、3500円前後かと思います。
私は、英語の1日ツアーに参加したのですが、日本語ツアーの1/3の料金、5000円前後でニョニャ料理の食事付きでした。
現地で5時間半の時間があり、そのうち3時間半が英語ガイド付き観光と食事、2時間が自由時間でした。
日本語のツアーは自由時間がなく、1人15000円前後と高かったので、英語ツアーを選びました。
英語を心配される方もいらっしゃるかと思いますが、あまり英語がわからずともツアーは楽しめると思います。
もちろん、自由時間がなく、高額であっても、日本語でしっかり解説を聞きたい場合は日本語ツアーが良いと思います。
僕は、自由時間のあるコスパの良いツアーに申し込てよかったと思います。
自力で行くのよりは時間制限があるものの、1500円ほど高いだけで、ホテルまでの送迎がついて、ガイド付き、食事付きなので、悪くはないかと思います。
ホテルまで直接迎えに来てもらえ、帰りもホテルまで送ってもらえたので、とても楽でした。
私が旅したコース
今回私が旅したコースを例として記載しておきますね!
1日目 東京→クアラルンプール国際空港
夜
- 23:30 羽田国際空港発 NH885便
2日目 クアラルンプール
AM
- 5:20 クアラルンプール国際空港着 (予定は6:00着)
- 6:30 クアラルンプール国際空港→(Grab)→7:40 ブキビンタンのホテル
- 10:00 ペトロナスツインタワー見学
- 12:30 Hop-on Hop-offバス乗車
PM
- 14:00 昼食
- 15:00 ホテルチェックイン
- 18:00 ブキビンタン散歩(パビリオン、Fahrenheit88(ファーレンハイト88)、アロー通り、スンガイ・ワン・プラザなど)
- 20:00 カフェで休憩
- 21:00 夕食
3日目 マラッカ
AM
- 8:00 ホテル発
- 10:30〜 マラッカ観光(ガイド付き)
PM
- 13:00 昼食
- 14:00〜16:00 自由時間
- 16:00 マラッカ発
- 19:00 ホテル着
- 夕食
- 21:00 ルーフトップバー VERTIGOへ
4日目 クアラルンプール
AM
- 10:00 マレーシア国立博物館
- 11:30 スリ マハ マリアマン寺院、ペタリンストリート
PM
- 昼食
- 13:15 セントラルマーケット
- カフェで休憩
- 15:00 リバーオブライフ
- ムルデカ広場、スルタン・アブドゥル・サマド・ビル
- マスジッド・ジャメ
- 16:00 ららぽーと ブキッ・ビンタン シティ センターで休憩
- 17:00 Berjaya Times Square (ベルジャヤ タイムズスクエア)でおみやげ購入
- 一旦ホテルへ
- 19:00 スリアKLCCで夕食→噴水ショー
- ホテルへ
5日目 クアラルンプール国際空港→成田国際空港
AM
- 4:20 ホテル→(Grab)→5:10 クアラルプール国際空港
- 7:15 クアラルンプール国際空港発 NH816
PM
- 15:25 成田国際空港着
*この記事は、私の経験に基づいており、全てがこの限りではありませんので、ご承知おきください。
まとめ
今回、5月にマレーシア クアラルンプールとマラッカの旅行をしてみて、
最初からわかっていたら楽だったな、
知っていれば失敗しなくて済んだ、
また調べてもよくわからない、
そういったことが数多くありました。
このため今回の記事を記載しました。
クアラルンプールやマラッカの旅を初めてされる方の不安を解消したり、失敗を防いだりすることができれば嬉しいです。
では、よい旅を!