雨の那覇、梅雨の時期の那覇、那覇周辺を旅したいけれど、どんなところをどういうふうに回っていいか迷っていませんか?
気持ちよく晴れた空、美しい海のイメージがある沖縄ですが、思っているよりも雨の日が多いです。
訪れてみたものの、天気が悪く、予定していた観光コースを変えなければいけなくなることもあるかもしれません。
国内、海外問わず、頻繁に旅に出ることが多い私が、雨の日、梅雨の時期に観光できるどんなスポットがあり、どう回るかを解説します。
旅行直前に天気を確認したら雨の予報だった、那覇を訪れてみたら雨だった、というようなときに参考にしてみてください。
この記事を読むと、雨や梅雨の際に那覇、那覇周辺を訪れるときにどこをどう回ればいいか悩まなくても済みます。
初めに
今回、このような記事を作成したのは、沖縄は意外と雨の日が多いからです。
また梅雨の時期や台風の時期には、さらに雨が増えます。
このため、雨の日用の観光プランが必要になることも多いです。
雨の那覇を旅する予定の方は、これからあげる観光スポットや観光コース例を参考に、観光プランを考えてみてください。
ただし、台風の場合は別ですが、一般的に雨は1日中降るというよりは、降ったり止んだりを繰り返すことが多いです。
雨の日用の観光プランをメインにおきつつも、うまくタイミングを合わせれば、外の観光もできると思います。
私が下にあげる観光コースをそのまま回るのでも良いと思いますし、天気をみつつ臨機応変に変更を加えるのもオススメです。
*それぞれの施設の営業時間、入場料など、詳細は変更になることがあるので、各施設のサイトで最新の情報を確認してください。
観光スポット
これから那覇、那覇周辺で、雨でも観光しやすいスポットを紹介して行きます。
雨が降っても観光しやすいところを選んでいますが、先ほどもお伝えした通り、雨が降ったり止んだりすることが多い沖縄です。
せっかく那覇を訪れているので、傘を使って、もしくは雨が降りやんでいる間に足を伸ばしたいスポットも取り上げますね!
沖縄県立博物館・美術館
沖縄県立博物館・美術館 (愛称 おきみゅー)は、博物館と美術館が一体化した大きな施設です。
ここでは、沖縄の自然、文化、歴史を学んだり、芸術を鑑賞したりすることができます。
特に、博物館の常設展では、順番に見ていくと貝塚時代から現在までの沖縄の歴史がわかる総合展示があり、とてもオススメです。
沖縄の歴史を知って観光すると、沖縄の見方が変わります。
また5つの部門展示(自然史、考古、美術工芸、歴史、民俗)もあり、たくさんの資料が展示されています。
金曜、土曜は夜20時まで開館しているので便利です。
DFS 沖縄 那覇店
DFS 沖縄 那覇店は、沖縄県外に出発する方であれば、国内にいながら、免税ショッピングができるお店です。
10,000平米と大きな規模で、150以上のブランドが扱われており、免税価格で購入できます。
購入時は、航空券の提示は不要で、出発日と便名を伝えるだけで、ショッピングができます。
ブランドものの買い物がお好きな方にはオススメです。
沖縄県外、または国外への出発1ヶ月前から、出発当日の搭乗機出発時刻2時間30分前まで購入できます。
購入した商品は、那覇空港内のDFS商品受取りカウンターで受けとる形になります。
詳細はDFSのサイトで確認してください。
サンエー那覇メインプレイス
那覇市おもろまちにある大型のショッピングモールで、ファッション、雑貨、ライフスタイルなどの専門店が120店、食料品と衣料品を扱うサンエーが入っています。
次にあげる”サンエー 浦添西海岸パルコシティ”よりは小さいのですが、那覇市内にあり、”沖縄県立博物館・美術館”や”DFS 沖縄 那覇店”のすぐそばで、とても便利な場所にあります。
この後も、ショッピングモールを取り上げますが、雨に濡れない、買い物ができるというだけでなく、おみやげ品を安く購入できるというメリットもあるので、オススメです。
サンエー 浦添西海岸パルコシティ
那覇市の隣、浦添市にあり、250の店舗が入る沖縄県でも最大級のショッピングモールです。
那覇市から少し離れていますが、”おもろまち駅” やサンエー那覇メインプレス前の ”おもろまち一丁目” からパルコシティシャトル(カリー観光)というバスが出ています。
有料で300円かかりますが、意外とアクセスしやすいので、雨の日にショッピングを考えている場合はオススメです。
ちなみに1Fにある”やんばるジェラート”では、沖縄の素材を使った美味しいジェラートが食べられますよ。
やんばるジェラートのサイトはこちらから→https://www.yanbarugelato-okinawa.com/
第一牧志公設市場
昭和25年に開設され、2023年にリニューアルオープンした、国際通り近くにある有名な市場です。
1階は、鮮魚や精肉を扱う店を中心にお店が立ち並び、まさに市場の雰囲気を味わうことができます。
2階は、飲食店エリアになっており、食事をすることができます。
国際通り、平和通り、市場中央通り、むつみ橋通り付近
おみやげやさん、飲食店が軒を連ねる国際通りですが、そのすぐ側にある平和通りや市場中央通り、むつみ橋通り付近はアーケードの商店街になっています。
迷路のように入り組んだ商店街で、買い物をしたり、食事をしたりと楽しむことができます。
国際通り商店街:https://naha-kokusaidori.okinawa
平和通り商店街:https://www.facebook.com/okinawaheiwadouri/?locale=ja_JP
壺屋やちむん通り
こちらはアーケード街でないので、傘が必要となりますが、平和通りのすぐ先にあるので、紹介しておきます。
壺屋やちむん通りは、沖縄の焼物 やちむんを扱う陶芸工房、直売店などが軒を連ねる通りです。
やちむんを購入したい方は、傘をさしてでも足を伸ばす価値があります。
那覇市立壺屋焼物博物館もあります。
栄町市場
栄町市場は、ゆいレール 安里駅のすぐ目の前にあり、120店舗が集まる市場、商店街です。
戦前は、ひめゆり学徒隊有名な、沖縄県立第一高等女学校、沖縄師範学校女子部があった場所です。
現在は、日中は市場、夜になると飲み屋街として賑わいます。
カウンターの店が多く、隣の人とも飲み仲間になってしまうような雰囲気です!
福州園
那覇市と、14世紀から那覇市と関係のある中国の福建省福州市との友好都市締結10周年、那覇市市制70周年を記念して作られた庭園です。
こちらは庭園なので傘が必要ですが、那覇市中心部にあり、雨が止んでいる間に訪れることもできる可能性を考え、候補に入れました。
旧海軍司令部壕
旧海軍司令部壕は、旧日本海軍の沖縄方面部隊の司令部基地として築かれた壕です。
激しい戦闘の末に日本海軍が終焉を迎えた場所で、ほぼ当時のまま壕が残されています。
またビジターセンターでは、戦争当時の遺品や戦争関連の資料などが展示されています。
無料、有料の平和教育プログラムがあり、沖縄戦の歴史を知ることができます。
詳細は、旧海軍司令部壕のサイトを確認してください。
沖縄アウトレットモール あしびなー
約100店舗のお店が集うアウトレットのショッピングモールです。
屋外でも屋根がある店舗、屋内の店舗が多く、雨を気にせずショッピングを楽しめます。
”イーアス沖縄豊崎”とは600mと近く、車で3分、徒歩8〜10分ほどの距離です。
また土、日、祝日、1/1〜3は、無料シャトルバスが”沖縄アウトレットモール あしびなー”、”イーアス沖縄豊崎”の間を結んでいます。
イーアス沖縄豊崎
”美らSUNビーチ”の前にある大型ショッピングモールです。
おおよそ130店舗ほどのお店が入っています。
”沖縄アウトレットモール あしびなー”とは600mと近く、車で3分、徒歩8〜10分ほどの距離です。
また土、日、祝日、1/1〜3は、無料シャトルバスが”イーアス沖縄豊崎”、”沖縄アウトレットモール あしびなー”の間を結んでいます。
詳細はイーアス沖縄豊崎のサイトを確認してください。
DMMかりゆし水族館
イーアス沖縄豊崎に併設された水族館で、約190種類の生き物が展示されています。
周り方にもよりますが、概ね1〜2時間ほどで見ることができると思います。
豊崎海浜公園 美らSUNビーチ
沖縄県最大級の700mのビーチで、 ”イーアス沖縄豊崎”の目の前にあります。
人口ビーチでありますが、美しいビーチです。
また那覇空港がすぐ近くにあるため、離着陸する飛行機を間近に見ることもできます。
首里城公園
14世紀頃に創建されたと言われ、琉球王国 国王の居住する王宮でもあり、行政機関の本部でもありました。
沖縄県となってからは、日本軍の駐屯地、学校などとして使われ、戦後は琉球大学のキャンパスとなり、復元事業が進められ、1992年に首里城公園として開園してます。
2000年に世界遺産に登録されています。
有料エリアと無料エリアに分かれており、無料のエリアでも多くの施設を見ることができますが、最も大きな建築”正殿”が建ち、標高の高いエリアは有料エリアになっています。
火災のため、正殿を含む9つの施設が復元中ではありますが、有料エリア内に入ると復元中の様子を見ること、東のアザナから那覇市内を一望することができます。
有料エリアを含み、概ね1時間〜1時間半くらいで見学できると思います。
玉陵
玉陵は、第二尚氏 第三代の尚真王が、先代の尚円王の遺骨を改葬するために築かれ、以後、第二尚氏の陵墓となっています。
2000年に世界遺産に登録され、首里城から歩いてすぐの距離にあります。
瑞泉酒造株式会社
沖縄と言えば、黒麹菌を用いた香り高い蒸留酒 泡盛が有名ですね。
その泡盛“瑞泉”の醸造所で、首里城近くにあります。
平日のみですが、見学することができます。
瑞泉酒造の歴史、泡盛の製造法などの動画鑑賞、古酒の飲み比べ、蔵元限定商品の購入などができます。
予約が必要なので、詳細は瑞泉酒造株式会社のサイトを確認してください。
金城町石畳道、金城村屋 (かなぐしくむらやー)
金城町石畳道は、首里城の近くにあり、琉球王国 尚真王の時代に建造が始まった石畳の坂道です。
第二次世界大戦時に大半が破壊されてしまいましたが、約200mが現存しています。
県指定文化財です。
途中には、沖縄の古民家 金城村屋(かなぐしくむらやー)があり、無料で休憩することができます。
また道から少し外れますが、首里金城の大アカギと呼ばれる、推定樹齢200年以上のアカギの大木を見ることができます。
カフェ
雨の中、カフェでゆっくり過ごす時間も楽しいものです。
また雨がひどくなった時に休憩して、やり過ごすのもひとつです。
1時間休憩しているうちに雨が止んでしまったりするのが沖縄です。
お気に入りのカフェを探してみましょう。
那覇のオススメのカフェをリストアップしておきますね。
営業時間を確かめてから訪れてください。
- 石畳茶屋 真珠
URL: https://madamadamadama.blogspot.com - TOUCA BAKE SHOP
URL: https://www.facebook.com/toucabakeshop/?_rdr - 南谷茶房
URL: https://www.instagram.com/nankokusabo/ - M’s cafe
URL: https://www.instagram.com/ms.cafe.2.40.2/ - 樂園CAFÉ
URL: https://www.resort-dept.okinawa/cafe/ - THE CAPE
URL: https://www.instagram.com/the_cape_okinawa/ - YAMADA COFFEE OKINAWA chapteR
URL: http://yamadacoffeeokinawa.com - 古民家カフェ 茶ぁーやー
URL: https://www.facebook.com/CafeChaaya - LESTEL NAHA BREAKFAST & CAFE
URL: https://lestel.jp - BLUE BOOKS cafe OKINAWA
URL: http://bluebookscafe.jp/okinawa
観光モデルコース例
紹介した観光スポットを回るコースを記載しておきますね!
エリアや大まかな滞在時間を考慮して、モデルコースを作りました。
このまま観光するのも良いと思いますし、滞在期間に合わせて、半日単位のブロックで自由に組み合わせて、コースを考えて頂くのも便利かと思います。
観光スポットと共に大まかな滞在時間も記載しています。
ショッピングスポットの場合は、それぞれかける時間が異なると思いますので、適宜増減してください。
1日目
AM
- 首里城公園 (1〜1時間半)
- 玉陵 (30分)
- 瑞泉酒造株式会社 (30分〜1時間)
- 金城町石畳道 (30分)
PM
- 第一牧志公設市場 (見学だけなら30分、食事もするなら1時間半)
- 国際通り、平和通り、市場中央通り、むつみ橋通り付近 (2時間)
- 壺屋やちむん通り(1時間)
夜
- 栄町市場
2日目
AM
- 旧海軍司令部壕 (1時間、公園も回る場合は1時間半)
PM
- 沖縄アウトレットモールあしびなー (2時間)
- イーアス沖縄豊崎 (2時間)
- DMMかりゆし水族館 (1時間)
- 豊崎海浜公園 美らSUNビーチ (30分)
3日目
AM
- 沖縄県立博物館・美術館 (2〜3時間)
PM
- DFS 沖縄 那覇店 (1時間)
- サンエー 浦添西海岸パルコシティ (3時間) または サンエー那覇メインプレイス (2時間)
- 福州園 (1時間)
*この記事は、私の経験に基づいており、全てがこの限りではありませんので、ご承知おきください。
まとめ
気持ちよく晴れた空、美しい海のイメージがある沖縄ですが、天気予報をチェックしていると思っているよりも雨の日が多いことに気づきます。
雨の日用の観光コースも準備しておくと安心ですね。
今回は、那覇、那覇周辺で雨の日、梅雨の時期に観光できるどんなスポットがあるか、どう回るかを解説しました。
雨の中、那覇の旅をされる方の参考になれば嬉しいです。
では、よい旅を!